銀色の道
冬になると思い出す歌がある。
ダークダックスの
『銀色の道』(昭和1966年)
子ども時分にも、こんな寂しげな歌に、妙に心惹かれることがあった。
冬の厳しさ
春を待つ心
孤独。。。
人生を四季にたとえているようで、
歌詞に深みを感じた。
しかし、
2番の歌詞に関しては
雰囲気が一変
ちょっと手抜きな感じがした。
〽︎苦しい坂も 止まればさがる
ん⁉︎
止まったらずるずると下がっていく。だから明日も上り続けろということなのか。
なんだかチーターの『365歩のマーチ』を彷彿とさせる。
〽︎つらいだろうが がんばろう
少し安直。
メッセージソング?
1番の詩的な世界からガラリと変わってしまったような。
そして3番は
え⁉︎
いつ、ふたりになったの?
ま、いいか!
ハッピーエンドの予感?
はるかな道の向こうには希望の光が……。
でもやっぱり、
1番の歌詞の世界が好きだ。
昭和歌謡好き
自称歌詞研究家としての感想です。
作詞:塚田茂
作曲:宮川泰
NHKの番組『夢をあなたに』から誕生した歌で、ダークダックスとザ・ピーナッツとの競作だったそうです。
Wikipediaより