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④キーホール型のハーブガーデン * アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト

もともとレンガで囲われていた、土質が比較的いい隅っこ。

改めてここを眺めていると、キッチンから一番近いこの場所にはハーブを植えたくなった。

ハーブ類は経験上、料理にちょっと使いたいと思ってすぐ手が届く場所にあるのが理想🌿

なぜなら、ハーブは加えるとがぜん美味しくなるけど、料理に必須の食材ではないことが多いから。

庭の奥の方に生えていたり、ましてや雨がぱらついているともう「今日は無しでいっか」と高確率でなります(笑)

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畝の形は普通の直線じゃなく、キーホール型にしようと思った。

パーマカルチャー関西2023年講座より

スペース的にその方が野菜を植える面積が増えるのと、室内から一番目に入りやすいこの場所には「おっ」と目を引く面白い形を置きたい気持ちも。

石の蓄熱性を活用できる意味でスパイラルガーデンを作るのも良いけれど、でっかい石が大量にゲットできるリソースが現状無いので。

この形、西洋で名づけられたからキーホール(鍵穴)と呼ぶけれど、自分的にはどちからというと馬の蹄っぽい。

この中に入ると端から端まで手が届くので、労力少なく効率的に管理・収穫ができるのがこの形のイイところ。

耕盤層(土中のめちゃくちゃ堅い層)があったら、植物の根が潜っていけるようにスコップを入れて割ろうと思ってたけど、この隅っこに限ってはかなり深くまでほぐれていそうなのでそのままに。

自然農の考え方的には、元々居る土壌微生物を混乱させないようにできるだけいじらない方が良いとされたりします(あえて浅い場所に居る好気性微生物と深いところに居る嫌気性微生物を入れ替える天地返しをする人もいる)。

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地面に形をなんとなく描いてから、溝に溜まってた落ち葉を被せ(微生物のエサになる有機物を埋める)、周りの土を削ってどんどん盛っていく。

神戸の有機農家、池上さんのところで学んだ「畝高は最低20cm、できれば30cm」はやってみると結構大変。

満足いく形ができたら、窒素分補給のために近所でもらった米ぬかを漉き込んだ。

手持ちのハーブの種は2年前に種採りしたカモミール、エキナセア、バジル、ラベンダー。

2年前のエキナセア

バジルはトマトの足元に植えたい(代表的なコンパニオンプランツ)ので、それ以外を散りばめよう。

とその前に、せっかくできたキーホール・ガーデンをより良くするためにやりたいことが...。

8月初旬から夫婦でCamino de Santiago巡礼の旅に出ています。出費はできる限り少なくしている旅なので、サポートは有り難く旅の資金にさせていただきます。ですが、読んでくださったり反応をいただけるだけで、一緒に旅している気分になって十分エネルギーをいただいています。^^