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尿酸値、大丈夫ですか?

おはようございます。
週の中日、水曜日です。
ぼちぼち頑張りましょう。

さて、今日は職場での健康診断でも必須項目である
尿酸値について書きたいと思います。

尿酸とは,「プリン体」という物質が体内で分解されてできる燃えカスです。
プリン体は、体や臓器を動かすエネルギー源です。
これらのプリン体は主に肝臓で分解され尿酸となり,一時的に体内に溜め込まれた後,尿や便として排泄されます。

このプリン体の過剰摂取、又は排出機能が低下することにより、
血中の尿酸値が上昇し、『高尿酸血症』になってしまいます。

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(↑プリン体含有量。参考までに。)


尿酸値が高いと、『痛風』になる危険性が高いです。
足の指の付け根や膝に激痛が走るアレです。
発作から24時間後に痛みのピークが現れ、
3日から7日後には嘘のように痛みが引いていきます。

痛風は、排出し切らなかった尿酸が結晶化し、
それらを敵とみなした白血球が総攻撃することによる
炎症が痛風の原因です。

ですから、高尿酸血症は、痛風に直結するといえます。

【痛風になりやすい人の特徴】
・お酒をよく飲む
・砂糖入り清涼飲料水をよく飲む
・プリン体を多く含む食品をよく食べる
・激しい運動をすることがある
・20代以上の男性
・肥満
・血縁に痛風患者がいる
・水分をあまり取らない
・日常的にストレスを抱えている

以上の特徴を踏まえると、
働き盛りの男性に当てはまる特徴が多いのでしょうか。

ストレスの多い仕事を抱え、
その発散や付き合いなどで酒量も増え、
結果的に肥満になり、
痩せようと一気に激しい運動に取り組んでしまう。


一般的な男性は、痛風になってしまう危険性は高いといえます。
痛風発作は、それ自体で命の危険に晒されることはありません。

しかし、歩くのも困難になる発作ですから、
確実に人生の質を大きく下げてしまうのは明らか。

少しでも生活習慣を見直して改善できるのであれば、
改善していきましょう。

休肝日を作り、積極的に水を飲んで、
休みの日には有酸素運動を取り入れる。

これだけで改善傾向になるはずです。
少し先の未来の自分の健康を案じ、
今日の行動を決められるようになるといいですね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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