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「読書術」に関する記事

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2020年10月の記事一覧

本を読めば文章が上手くなる!なぜ上手くなるの?

文章力をアップさせたいなら読書がおすすめです。読書をよくする人は語彙や表現方法が豊かです。同じことを言うにも、複数パターンの表現を有しているため、文章が単調にならずに済みます。 本を読むことで思考力が鍛えられるのも理由として挙げられます。ロングセラーとして読み継がれている本には必ずなんらかの理由があります。経営者や政治家はやはり大量の本を読み、表現力を磨いているものです。 読書というのはある種の「知の格闘」です。出された議題に対して、自分なりの回答を考える。その過程を通じ

「細菌やウイルスは神の罰なのですか?」 ある神父の説教を分析する

新型コロナウイルスは私たちの暮らしを大きく変化させました。私たちはこれからどう生きるべきなのでしょうか。ノーベル文学賞受賞者のアルベール・カミュによる、ペストに襲われたアルジェリアのオラン市を舞台とした小説「ペスト」にそのヒントが隠されています。今回は原書を要約した「60分でわかるカミュの『ペスト』」(あさ出版)から、コロナ禍における生き方を考察してみます。 ペストは神の罰なのです  カミュの「ペスト」には、さまざまな立場の人間がペストをどのように捉えて向き合っていくかが書

「本が苦手」な人が「読書好き」に変わる方法。あなたはまだ○○に出会えていないだけ

一社会人として読書の重要性はわかっている。上司や先輩からも、「本を読め」と言われた……。それなのに、どうしても読書が苦手な人がいます。では、どうすれば読書に対する苦手意識を払拭できるのでしょうか。 『頭がいい人の読書術』(すばる舎)などの著書で知られるコラムニストの尾藤克之(びとう・かつゆき)さんは、「いまの時期こそ読書を習慣づけるチャンス」だと言います。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 6割のビジネスパーソンが「1カ月に1冊の本も読まない」 「本離れ

本に “あれ” を貼ってはいけない。定番だけど少し意外な「身になる読書」2つのコツ

「社会人にとって読書は重要だ」と頻繁に言われますが、その重要性はどこにあるのでしょうか。『頭がいい人の読書術』(すばる舎)などの著書で知られるコラムニストの尾藤克之(びとう・かつゆき)さんは、その重要性は「情報感度を高めることにある」と語ります。そして、その重要な情報感度を高めるための読書術を教えてくれました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 情報化社会で生きるために必須なのは高い情報感度 読書術に関する本を出版しながらも、個人的には「本なんて好きに読め

“10分で1冊” 読める「3分の1リーディング」の極意。本は全部読まなくていいんです

勉強のために本を読みたいとは思っても、どうしても長い読書時間はとれない……。これは、現代社会に生きる忙しいビジネスパーソンが抱える悩みのひとつです。だとしたら、できるだけ速く本を読む方法を身につけたいもの。 そこでお話を聞いたのは、『頭がいい人の読書術』(すばる舎)などの著書で知られるコラムニストの尾藤克之(びとう・かつゆき)さん。尾藤さんがおすすめしてくれたのは、「縦書きの本なら上の3分の1、横書きの本なら左の3分の1を中心に目を通す」という意外な方法でした。 構成/岩