MBAは合格してからも大変？！入学準備（事務編）

こんにちは。9月から始まるMBAプログラムに向け色々とやらなければいけなかったTo Do事項がありましたので、そちらについてご紹介したいと思います。

準備事項として大きく分けて4つあると思います。
1.  事務作業
2. 事前学習
3. 引越し準備
4. ネットワーキング / 就活準備　等 

今回は、1.事務作業についてご紹介したいと思います。

1. Deposit支払い

合格して、「ほっと一息」ついた瞬間にやらなければならない事として
まず初めに「学費のDeposit」の支払いが待っています。

こちらは、おそらく私の進学する学校だけでなくどの学校でも合格後数週間の考慮期間を設けた後に返金不可のDepositの支払いを要求されることになります。

学校により、その金額及び学費に対する割合は異なりますが、通常学費の10%~15%程度が相場と言われています。
また、支払い期限についてもまちまちですが、1週間〜3週間程度が標準的であると思います。

私の場合は、第一志望の学校から合格通知がどの学校よりも早く頂けたため、特段の検討もなく支払いましたが、スケジュール等がうまく噛み合わず第二志望以降の学校に対して余計なDepositを支払ったケースはよく耳にします。

出願の際は、①第二志望以降の学校からの合否結果時期　→ ②第一志望の学校からの合否結果時期がうまく噛み合うように出願する必要があります。

また、一部非常に稀なケースとして、Deposit支払い期限を個別で伸ばしてもらえる様に交渉し、1週間の猶予をもらったと聞いたことがありますが学校側にとっては一切メリットのない話なので通常はありえないと考えておくべきでしょう。

2.銀行残高の提出

また、Depositの支払と同じ様なタイミングで、「銀行残高の提出」が求められるケースがあります。
これは、いわば学校側からすると学生が将来支払う予定の残りの学費＋見込み生活費を賄うだけの余裕があるのかを確認するために、銀行残高の証明をする必要があります。

多くの学校で英語での提出が求められているため、ご自身の銀行に対して英語版の残高証明書を発行してもらう必要があり、銀行によって申し込み〜発行までの期間が異なりますのでご注意ください。

私の場合はみずほ銀行に依頼をし、1週間程度で郵送された書類を受領しました。

3.その他の各種書類の提出

その他にも、学校によりいくつかの書類を提出が必要となります。
例えば、大学時代の成績証明書の原本（出願時にコピーは提出していましたが、改ざん可能な為、出身大学から直接進学先に送付してもらう様に手続きが必要です）、英語試験やGMAT/GREの受験結果の原本など。

場合によっては数週間のリードタイムが発生するためある程度余裕を持った準備が重要です。

4.VISAの手配

こちらは、渡航先に国によって必要な手続き等が異なりますので、各種HP等で情報をご確認ください。私の場合はイギリスVISA取得をしましたので、詳しくは下記の記事をご確認ください。

国によっては、無犯罪証明書の様な書類の提出が求められることもありますので事前にご確認ください。

5.住居手配

場合によっては1番大変なタスクとなりうる「住居手配」になります。
私の場合は、大学側から学生寮を手配いただけることになったため比較的スムーズに住居を確保することができましたが、個人手配する場合などはかなり労力が必要であると思料します。

特に、オランダ・イギリスをはじめとするヨーロッパ諸国の場合は住居不足のためなかなか住居探しが困難だと耳にしますので、お早めに動かれることをお勧めします。

6.学費残額の支払

入学直前になると考えたくもない、高額な学費の支払いが待っています。
特に、今年は円安（最近は円高傾向も）の影響もあり莫大に学費が膨れがってしまっています。私の場合は円換算でおよそ1400万😆程度の学費支払いを行いました。

しかし、この相場感のない私だったため大幅に損をしており、タイミングを見計らっておれば1300ないしは1250万程度に収められたんじゃないかと後悔をしておりますが、無事に払い終わったことでスッキリした気持ちおります（笑）

支払う学費は本当に学校や、奨学金の付与状況などによって相当にブレる部分ですが、私の場合は滑り込みでMBAに合格した身であるので奨学金を付与されることもなく、全額自腹で支払いました。（一部親に借金）

単純計算でも、学費だけで1日38,000円、土日や休日を除くと50,000円以上かかっている訳なので本当に1日1日を全力投球しないといけないと覚悟しています。そう言う意味では社費で進学される方よりも、本気で望まなければいけない環境が得られたので良かったのかもしれません（なんていう強がりはいらない）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

以上が大まかですが、MBA合格後入学までにやらないといけない事務的なタスクになります。

その他にも学校側で独自のタスクが設けられるます。例えば私の場合は学校側が用意した英語のテストを受講させられ、その結果いかんによってはMBA進学前に数週間〜数ヶ月の語学学校への強制参加などがあります。（なぜか私の場合は免除され、任意で参加できましたが＋αで費用が発生することもあり英語に自信がない中渋々参加を見送ることにしました）

せっかく合格したのに、これらのタスクが抜け落ちると合格取り消しになるかもしれない重要なタスクですのでみなさんお忘れなく着実にこなしていきましょう。

以上です。読んでくださりありがとうございました。