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ウィズコロナ時代に 「待ち時間なく食事できるサービス」を届けたい。

すでに一度、SNS分野でのスタートアップを経験されている明治大学4年の沼田佳莞さん(24)が今回進めているのが「アプリで事前に注文と会計を済ませることで待ち時間なくランチを食べられるサービス"Boomee"」。感染症拡大の中で、店舗にとっても、ユーザーにとってもメリットのあるサービスについて、詳しく伺いました。

KBC Students Accelraretor Progrum(SAP)セミファイナリストを紹介する企画#SUMMITへの道。今週末に最終審査が行われるなか、果たして沼田さんはKBC SUMMITのファイナルピッチに進むことはできるのか。ぜひご注目ください。

第五回では沼田さんをご紹介します。

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2016/4 ~ 明治大学(2021/3 卒業見込)
2017/2 ~ 2018/4 IT企業にてマーケティングディレクターと法人営業を経験
2018/5 ~ 2019/3 インタビューとプロトタイプ作成による仮説検証の日々
2019/3 ~ 5 友達の本音がわかるSNS“what's” の運営と開発
2019/7 ~ 10 CRSS参加
2020/1 ~ 4 就職活動

――今回のビジネスアイデアについて教えてください!!
 Boomeeは中小飲食店が抱えるコロナ禍における集客の課題と飲食店のランチ利用者が抱える時間が限られているため"待ちたくない/並びたくない"という課題を解決します。
 店舗はアプリ上で顧客と接点を持てるだけでなく、ピーク時に同時多発する注文と会計をなくすことができるので回転率upが実現され、コロナ時代に即した非接触型の店舗運営を実現します。
 ユーザーはファストフードにはない様々なメニューの中から今日食べたいものを事前注文でき、お店に着くとすぐランチが提供されるので貴重なお昼休憩を無駄にすることもありません

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――今回のサービスを考えたきっかけは何ですか?
 前事業案の仮説検証と実体験を通じ、中小飲食店の集客ニーズと利用客の課題の深さに気づき、サービスを考えました。

―― SAPを通して感じたことはありますか?
 SAP期間ではメンターの方にフィードバックをいただきながらソリューションの仮説検証とブラッシュアップに励んでいます。事業を進める上でのペースメーカーとしてSAPを活用していますがスピード感があり苦労もありますが、事業の成長を感じられるため楽しいです。

沼田さんがフィードバックをいただいたと話している、アドバイザーの木戸啓太さんにもお話を伺いました!

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木戸さんは慶應義塾大学大学院理工学研究科のデータサイエンス研究室を修了後、業界初となるiPad用クラウドPOSレジアプリ「ユビレジ」を開発株式会社ユビレジ代表取締役を務められています。

――沼田さんの印象をお聞かせください。
 大学四年生ながら既に起業経験があるということで、チャレンジ精神に溢れる参加者だと感じました。難易度は高めのビジネスアイデアかと思いますが、様々なトライを重ねていく事で上手くいく道が開けていくかと思います。いいサービスを作って優勝してください!

<SAP CSメンバーの前原剛(16期)からのコメント>
 「人生において大事なのは変化量。自分を、世の中をどれだけ変えられたのか。」
 なんて美しい人生哲学だろうか。
 私の担当である沼田佳莞の人生ストーリーは人々を引き付け、魅了する。私も彼の魅力に引き込まれた一人であることは、言うまでもないだろう。
 そんな彼に対して、自身の経験と知見から冷静かつ的確な助言をするアドバイザーの木戸氏。この2人がミーティングで織り成す会話は、ビジネスにおける重要な示唆で溢れていた。こんなにも近くで、世の中に新たな価値創出を目指す起業家の未来へのストーリーを観察できることに関係者、並びに本人へ感謝をしたい。SAPファイナルまでCS担当の私、アドバイザーの木戸氏、起業家沼田佳莞の3人で、ミーティングを通して素晴らしい「時間」を創り出していこうと思う。

――最後に沼田さんから、SUMMITに向けた意気込みをお願いします。
 6月から半年間、事業の仮説検証を進めてきた集大成をお見せします!

 鬼に金棒、とはこのことだと今回のグループをみて感じました。それも、ただ桃太郎にやられるだけの鬼ではなく「桃太郎の強さを知った上で、周りの鬼を助けよう!」と真っ先に行動に移すタイプの鬼です。思わずことわざに例えたくなるほど、私たちの現状の生活を見つめた上で自分の実感を持てる領域を兼ね備えたアイデアだと感じ、私自身、実際に使える日を待ち遠しく感じています。競合が多い業界だからこそ、沼田さんらしいプロジェクトの発表が楽しみです。(執筆=KBC16期 青木陽花)

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KBC SUMMIT 12月20日 (日) 15:00-19:00 開催!
 昨年300人もの来場者によって話題となったKBC SUMMITが「YOAKE」をテーマにオンライン開催決定!!感染症の拡大によって「私たちのあたりまえが変わってしまった」と悲観するのではなく、今まで以上に未来を広げていく"チャンス"だと感じてもらえるようなワクワクをお届けします。
✔️ SAPファイナリストピッチコンテスト
3ヶ月間ビジネスの創造に向けて走り続けた、学生起業家5人によるピッチコンテスト!!
✔️ たっぷり60分のトークセッション
慶應義塾大学准教授の琴坂将広氏、XTech株式会社代表取締役CEOの西條晋一氏、ANRI代表パートナー佐俣アンリ氏、そして株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長の秋元里奈氏をゲストとしてお呼びし、感染症拡大の今に聞きたい「転換期」のトークセッションをしていただきます!
✔️ 学生は無料で視聴可能!
盛り沢山のコンテンツですが、学生は無料で参加することができます!詳細はこちらから!







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