レアルマドリード来シーズンのスカッド予想

レアルマドリードは生まれ変わるかもしれない。

ラモスとヴァランが退団を示唆し、世代交代が叫ばれる今日、いっきに選手の顔ぶれが代わりそうだ。

現状のスカッドは以下の通りだ。

GK
クルトワ、ルニン
CB
ラモス、ナチョ、ヴァラン、ミリタン
SB
カルバハル、マルセロ、メンディ、オドリオソラ
CM
カゼミーロ、バルベルデ、クロース、モドリッチ、イスコ
WG
アザール、ビニシウス、ロドリゴ、アセンシオ、バスケス
CF
ベンゼマ、マリアーノ

ここにレンタル組が戻ってくる。

ウーデゴール、セバージョス、ベイル、ディアス、ヨビッチ、バジェホ、久保

1.GK

ここのポジションはルニンが出場機会を求めて移籍を志願しない限りは動きはないだろう。3rdGKはアンダーのカテゴリーから昇格させて人数を合わせる形で落ち着きそうだ。

2.CB

一番動きがありそうなのがこのポジション。キャプテンのラモスが契約延長を拒み、相方のヴァランが代理人変更という怪しい動きをしている。控えのナチョはオールマイティーにこなすため残留が既定路線だろうが、大金を叩いて獲得したミリタンはレギュラーとして心許ない。
噂があるのはバイエルンのアラバだ。ラモスの退団が決まれば相思相愛のアラバの加入は既定路線だろう。彼の相方はクンデを推したい。将来性とリーガでの実績を考えれば6~7000万ユーロでも安い買い物だろう。ここにバジェホの復帰あるいは彼を売却したお金で1人獲得してスカッドを完成させるだろう。

3.RSB

絶対的なカルバハルに代表クラスのオドリオソラ、さらにはナチョとバスケスができるこのポジションは基本的には動きはないだろう。

4.LSB

メンディが完全にポジションを掴んだこのポジションは、高給取りのマルセロの放出が1つ目の仕事だ。なかなか買い手はつかないかもしれないがなるべく高い値段で売りたい。
一方補強についてたが、メンディのライバルになれる選手がほしい。バレンシアのガヤが理想だが難しい。混沌のマインツからセルタへレンタルしているアーロン・マルティンを安価でとるか下部組織からの昇格が現実的か。

5.DMF

来年30歳を迎えるカゼミーロの控えがいない状態は長く続けたくはないだろう。かねてから噂されるカマヴィンガの獲得に本腰をいれて乗り出すのではないか(契約更新をしたのがネックだが...)。

6.インテリオール

もっとも年齢層が高いのがこのポジションだ。しかし、今年36歳を迎えるモドリッチはとんでもないパフォーマンスを見せ、台頭してきた若いバルベルデとレンタルで出てしまったウーデゴールに入る隙を与えなかった。ただ契約は21年の夏まででそのままレアルマドリードを離れる可能性もある。
また、レアルマドリードとの契約満了での引退を明言しているクロースも代えのきかない選手だ。
一方でイスコはインテンシティの低さを露呈してしまう状況から換金対象だろう。
アーセナルへレンタル中のセバージョスはそのまま放出が濃厚で、ウーデゴールはこれからの活躍次第だろう。
補強についてはウーデゴールを考慮しても2枚必要だろう。1人はポグバの名前があがるだろうがなかなか扱いづらい選手を大金を払って獲得したくない。そこでラツィオのセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチを推したい。本人もレアルでのプレーを否定していないことから障害はくせ者であるラツィオというクラブだ。
もう1人の理想はショボスライだがライプツィヒに移籍したばかりの選手を強奪することは難しい。となればボルシアMGのノイハウスの獲得に動くだろう、ただバイエルンとの争奪戦となることは覚悟しなければならない。

7.WG

このポジションは内容が複雑になっている。
まず、アザールは放出不可だ。怪我でほとんどを欠場しているが大金を回収するまでは活躍してもらわなければ困る(どこかベイルに似ているが...)。
次はブラジル人2人だ。ビニシウスにはリバプールが関心を示している、本領を発揮できていない彼に好条件のオファーが来れば放出をあり得るだろう。一方、ロドリゴのパフォーマンスには波がありジダンを満足させる程には至っていない。成長が期待できるのであれば、欧州カップ戦を戦うレベルのチームへレンタルの可能性があるだろう。
今まで怪我で苦しんでいたアセンシオは今シーズンコンスタントにプレーをしている。ベンゼマの控えとしても算段がたつ彼は残留が得策だろう。

次にレンタル組だ。古巣で復調しないベイルはレアルにも居場所はない。本職がWGだがCFで使われ続けるヨビッチはフランクフルトへ換金するのが理想になる。
ミランのディアスはそのままCLで経験を積みその次のシーズンでの復帰が理想的だ。久保はレンタル先でいまいちだがビニシウスとロドリゴの将来次第で残留もあり得るだろう。

補強の第1ターゲットはムバッペだろう。ブラジルの至宝を売りその資金で獲得するのは彼しかいない、他のターゲットはいないだろう。
アザールの控えが心許ないがチェルシー時代ほとんど欠場しなかった状態まで怪我を改善することと、カスティージャからアリバスを昇格させて我慢したい。

8.CF

CFに関しては基本的には現状で我慢したい。衰えを感じさせないベンゼマとマリアーノでもう1シーズン耐えてハーランドの一本釣りに準備を進めたい(ムバッペを獲得する前提)。

まとめると

GK
クルトワ、ルニン+アルトゥーベ(カスティージャ)
CB
ナチョ、アラバ、クンデ、バジェホorチュスト(カスティージャ)
SB
カルバハル、メンディ、オドリオソラ、マルティン、バスケス
CM
カゼミーロ、バルベルデ、クロース、サビッチ、ノイハウス、カマヴィンガ
WG
アザール、アセンシオ、ムバッペ、久保、アリバス(カスティージャ)
CF
ベンゼマ、マリアーノ

ただ、コロナの影響で収入が減っているのはレアルマドリードも同じことで大金を使えるのかは甚だ疑問に思える。

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