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いくつかの過去世がつながった話

こんにちは!
「人生を創造する星占い」竹之内かなみです♪

私は、西洋占星術を主に用いて占いをしていますが、瞑想を通じて潜在意識につながるメニューも販売しております。
ええ、私、瞑想が大好きなのです!
月魚座のせいか、小さい頃から空想の世界で遊んでいました。脳内にあることを1人でぶつぶつ喋りながら、ひたすら絵を描いていました。
今考えると、あれも瞑想の一種かもしれません。絵を描きながら、脳内で遊んでいたのです。

去年、加納光桜先生のチャネリング講座を受けてからは、潜在意識とつながるコツを掴むことができました。ほぼ毎日瞑想をしています。

瞑想で潜在意識とつながると、過去世、未来、未来世、インナーチャイルドなどを見ることができます。
私が好きなのは未来。楽しくて幸せな気持ちになるから。
逆に苦手なのは過去世。悲しい過去、辛い過去ばかり出るからです。
というのも、過去世からのカルマを今世で解消する必要があるから。辛い過去世ばかり出るのは、仕方ないことでもあります。

いろんな過去世を見ました。
お侍さんの家に拾われた貧しい家の女の子、宦官として生きた男性、奴隷だった黒人女性。差別を受ける側、虐げられる側の過去世を見ることが多いです。
が、女性差別が激しい国の男性として生まれ、加害した過去世もありました。今の私の価値観では絶対してはならないことをしたのに、過去世の私は自分は絶対的な正義であると疑っておらず、それも苦しいことでした。

どれもリアルに過去世の自分の感情が感じられます。
その中でも、お気に入りの過去世が2つあります。
まずはそのお話から、させてください。


貧しい農村の女の子

貧しい家の子の過去世はよく見るパターンです。
貧しい少女だった過去世は、こちらにも書いてあるので良かったらどうぞ。

大抵の過去世では貧しいながらもどうにか生き延びるのですが、この女の子は違いました。
口減しのために、母親に殺されたのでした。

「仕方ないことだよ」
その子は言うのです。
「そういう時代だったんだ」
諦めたような悟った顔で。
「お母ちゃん泣いてたよ」
「お母ちゃんは殺したくなかったんだ」
「仕方なかったんだ」
「だからいいんだ」
とても辛く悲しい経験なのに、彼女は穏やかでした。自分の人生を受け入れて、悟り、穏やかに亡くなったのでしょう。

かげろうだった過去世

虫です。虫は、好きでも嫌いでもありません。
かげろうには特に、全く思い入れはありません。
とても不思議な過去世でした。

お月の綺麗な夜に私はいました。細くて小さくて黒いかげろうでした。
大きくて美しい蝶が私の横を通り過ぎました。圧倒されるような美しさでした。そして、とても恐ろしかった。気高く美しく、恐ろしい蝶でした。

かげろうと蝶のお役目

かげろうの私にも、蝶にも、お役目がありました。
かげろうの私のお役目は、その辺を漂う小さな光を行くべき場所に連れて行くことでした。
漂っている小さな光は、死んだ子どものようです。自分が死んだことも分かっていないような子どものようです。
その子たちが迷わないよう、かげろうの私は連れて行くのでした。

蝶も、道案内がお役目でした。ただ、私と違うのは、行きたがらない光を連れて行くこと。連れて行くのが厄介な光です。そして、子どもではない光たちです。
その光を、愉し、叱り、毅然とした態度で連れて行っていました。
大変な業務を担っている蝶は、かげろうより位が高いのです。だからかげろうの私は、蝶を恐ろしく思うのでしょう。
今世の私も、唯一恐ろしいと思う虫が蝶です。なぜ蝶が怖いのか、理由が分かりました。

かげろうと蝶

なぜかげろうになったのか

なぜかげろうになったのだろう。かげろうの前は何だったのだろう。
潜在意識を探っていくと、男の子ばかりいる施設で見習いをしている少年でした。少年だった私は、その施設の長である男性を心から尊敬していました。
が、その人から性的に搾取をされていました。

搾取はその施設では当たり前のことで、搾取されていたのは私だけでなく、私はそういうものなのだと思っていました。
ありがたいことだ。嬉しいことだ。
大事にされているのだ。
そう思うようにしていたようです。

そして、私は、自分がされているのと同じように、自分より年下の男の子の搾取をしてしまします。
ありがいことだから。嬉しいことだから。
大事にしてやっているのだ。
その男の子はひどく嫌がっていたのに。

その男の子が、その施設の価値観に飲まれ、少しずつ狂って行くのを見つめます。私がしたことをきっかけに、狂っていく男の子を。

くだらない。

全てが嫌になりました。そこでその少年の過去世は終わります。
自分で人生を終わらせてしまったのでしょう。

そうして少年だった私は、かげろうになったようです。

アバターと仲良くなる

最近読んだ吉本ばななさんと大野百合子さんの対談『そうだ 魔法使いになろう!』がとても面白かったです。
その中に、「アバターと仲良くなりましょう」というようなことが書いてあります。大野さんによると、アバターとは「導く存在」だそうです。自分で誰をアバターにするか選んで、最低1年間はそのアバターと仲良くしましょうと書いてありました。

私は、過去世で見たこの少女とかげろうをアバターにしようと決めました。
女の子には名前も付けました。澪ちゃんです。父が私の名前をつけるときに、候補に上がっていた名前です。
かげろうは、そのままかげろうちゃんと呼ぶことにしました。
今後1年は、この子たちと頻繁に繋がっていこうと考えています。

赤鬼に関する過去世

怖くないのに怖い

私が潜在意識に興味を持って、初めて触れたのはヒプノセラピーでした。
3回、ヒプノセラピーを受けたことがあります。ヒプノセラピーを受けるのは、とても面白い経験でした。

プロの施術を受ける前に、YouTubeでヒプノセラピーの動画を見たことがあります。およそ2年前のことです。
YouTubeの催眠導入を聴いていると、映像が浮かんできました。
ジャングルのような、木々が茂った森の中でした。
そこに、赤鬼がいました。水木しげるの描く「朱の盆」によく似た赤鬼でした。

私は、水木しげる作品が大好きだし、朱の盆も『ゲゲゲの鬼太郎』ではユーモラスなキャラクターとして描かれています。全く怖くない容姿です。

でも私は、「怖い」と思いました。
これはよくない。怖い。このまま見続けると、怖いものが見える。
そんな予感がして、飛び起き、YouTubeを消しました。

全然怖くないのにね

赤鬼の正体

瞑想の中で、澪ちゃんとかげろうちゃんとお話ししていた時のこと。
あの赤鬼は何だったのだろうね。
今なら怖くないかも。澪ちゃんとかげろうちゃんもいるしね。
もう一度、赤鬼に会ってみよう。

赤鬼は、すぐに出てきました。
以前と同じ容姿です。
怖くないよね。むしろ愛らしい。

かわいい。

赤鬼を可愛く思えた瞬間に、ビジョンが浮かびました。
赤鬼の正体が分かりました。

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