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「人生の運転席に座る」

昨年も参加したランサーズ社主催『新しい働き方LAB』に今年も参加することになりました。

昨年は「何者でもないオカンがDX人材になり得るかのか」、題して『おかんDX』というテーマに取り組みました。その後、経産省主催のDX人材プログラム『マナビDXクエスト』に参加、そこで知り合った仲間とデータ分析のハッカソンに参加したり、DX推進に必要な知識やスキルを学んだり。

先日、3期目である今期のキックオフミーティングがあり、今期のテーマが「人生の運転席に座る」であると知り、色々と思うことがあったので書き残しておきます。

自分の人生のハンドルは、自分で握りたい

「人生の運転席に座る」。このテーマを聞いて思い出したのは、2016年春、仕事を辞めた時の自分でした。

新卒から17年、希望の業界で働いてきました。日々世界を肌で感じることのできるスケールの大きな会社でした。「日本と世界を繋ぎたい」という私の夢にドンピシャな仕事。

ただ、会社の方向性や人との関わり、育児や家事との両立などで上手く立ち回れず、時間的にも体力的にもまったく余裕がありませんでした。
毎日「あれをして」「ここに行って」と、言われるがままに動く日々。
会社員なので当然と言えば当然なのですが、ある日、ふと

自分の人生のハンドルは、自分で握りたい

追い詰められるとポエム詠みがち

という想いが溢れました。このまま自分の人生のハンドルを会社に預けて良いのだろうか。それで私は幸せなのか、と。

一旦そう思い始めると、もうダメでした。仕事も手につかず、何の当てもないまま会社を辞めました。「燃え尽きた」ような「魂が抜けた」みたいな感じになり。

自分で自分の生き方を決めていこう、そう思ったのはこの時でした。
が、、、

めっちゃペーパードライバーやん!

「まぁ、会社辞めても、なんとかなるだろう」とお気楽なもんで。甘いっちゃ甘いのですが、しばらくはやりたいことやらせてもらおうと、民泊のホストをやったり、職業訓練校でプログラミングを勉強したりしました。パートでIT企業で働いたり、単発のバイトを色々やってみたりも。なぜかフルマラソン走ったりもしたなぁ。

そのうち知人から色々と仕事を頼まれるようになり、2022年3月に開業届を出しフリーランスに。今は講師や翻訳などの単発の仕事をしています。

もっと仕事を増やそうと思っていた矢先、バズワード「DX」に興味を持ち、昨年から色々とやっているのですが、気が付いたら、

運転の仕方や車の種類には詳しいけど一度も運転したことのない「ペーパードライバー」になってしまってました。

しかも、知識レベルでは大型ダンプとか運転することまで勉強した、という。(←何の役に立つねん。)

最近になって学んだことを生かそうと仕事を探しているのですが、ペーパードライバーの私にはなかなか難しい。

やっと見つけたお気に入りの車の運転席に座ってみたのは良いけれど、実際に発進するのが怖く、どこに行けば良いかも分からない。そんな状態です。

目的地を決めて、発進する

今年もご縁をいただき、新しい働き方LABのプログラムに参加することになりました。

「人生の運転席に座る」。先日のキックオフでこのテーマを聞いた時、仕事を辞めてからペーパードライバー状態で進み出せない自分にピッタリだと感じました。

ひょっとしたらもうずっと長いこと運転席に座ってるのかもしれない。
でも、なかなか発進できない。

なので、まずは、どこに行って何をしたいか、目的地を決める。
そして、どうやったらそこに行けるか、道順を確認する。
エンジンかけて、発進する。

このプロセスを、やっていかなきゃな、と。そう思わせてくれるキックオフでした。

実際の自分も、ペーパードライバーなんです。最後に運転してからもう数十年になります。なので、ブランクあってまた運転する怖さ、ある意味、すごく、分かる。

けれど、運転して、あちこち自由に行けたらいいなぁ、と思うこともしばしば。

実際の車はともかく、
仕事の面では、怖さもあるけど、出発しないと。

いや、実際に車運転して海でも見に行けば、仕事もやる気になるのかも。
さすがに1人で発進するのは怖いので、まずは助手席からかなぁ。
ドライブ仲間、募集します。



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