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男はつらいよ【Wuah日報】

「男はつらいよ」が新作映画として復活するらしい。

故・渥美清氏については過去の映像から使うらしいが、回想シーンだけで構成するのか、それともCGを組み合わせるのか。

そもそも寅さん以外の登場人物も年齢を重ねているので、ここは若い人間の物語をメインストーリーに据えて、回想シーンだけで構成するってのが無難なラインに思えるけど、ファンとしてはそれを求めているわけでもないように思う。

どんな風に実現するんだろう…なんてことを考えていたところ「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を思い出し、未来から全裸で寅さんがワープしてくるというシーンを想像してしまったよ。

冒頭、未来からワープしてくる寅次郎…。

球形の電磁パルスがズァアアアアアア!

空き缶やゴミ類が舞い散る!

電磁パルスがヒュウウウーン収束すると、道路に生まれたくぼみの中心に、全裸の寅次郎(T-800)!

寅次郎(T-800)の電子モニターに浅草の街並みが映し出され、情報がAR的にオーバーラップ表示される。

ピピッ…! モニターに腹巻をつけたフーテンが!

腹巻をつけていたフーテンを殴り、腹巻および衣服全てを奪い取る寅次郎(T-800)。

ピピッ…! 続いてモニターに表示されたのは寅次郎(T-800)のターゲットの名前。
ターゲット…ジョン・コナー。

一方その頃、ジョン・コナーは寅次郎の妹、さくらと共にお好み焼き屋にいた。

お好み焼き屋の主人と親しいさくらは、客だというのに、なかばお好み焼き屋のお手伝いのような有様。

「おい、さくらちゃん、ちょっと小麦粉とってよ、粉!」

「ちょっと待ってよ、こっちも手いっぱいで」

「いや、すぐ粉がいるんだよ、さくら、粉!さくら、こな!サクラ―、コナー!サ(ク)ラ、コナー!」

…うん。ごめん、今日はもう寝ます。

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