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to be, or not to be, that is the question~残る人生を思う戯れ言

序文に変えて

ご存知のように長らくお休みしていたnoteですが、とりあえず、何やかやとあったものの気持ちの整理も何となくついたので、ボチボチ再開してみようかと思っています。
相変わらず、調子っ外れなこと請け合いだとは思いますが、まあ、「あの莫迦、また何か書いてるよ」程度に受け流しといてやってください。

えっ?今更どの面提げて帰ってきた?

そんなこと言わずにお願いしますよ。何かを書くのは、自分の人生の楽しみみたいなものですので。


改めてまず最初に

さて、本文に入る前に冒頭でちょっとだけ触れておきますが、かつて関わりがあったとある特に名を秘す何かについて。

また行きたい物部神社にいる偉大な種牡馬パーソロン

その何かに関与をしていた頃のことは、金銭的には痛くも痒くもなかったのですけど、それを別にしても、多くの魅力的な人たちと知り合えたという辺りに代表されるようなプラス面もありました。
が、その一方で結果として様々な無形の代償を払った、と考えています。それらが何であるかまでは申し上げませんが。

誰に責任があるとかいうのは関係無く、その他諸々含め、どうにもならないほどウンザリしてしまった、というのが本音です。
無用の軋轢を避けるため、いちいち個人名や団体名、起きた事象等を詳らかにすることは避けたいと思います。

何よりそんな「浮かれまくっていた時期」のことは、別にもう良いです。本当はもっと長々といろいろ書いたのですが、加筆とかしてるうちに莫迦らしくなったのでごっそり削りました。
今後こういう場で表沙汰にすることもありません。

よって、この話題はここまでにします。その何かは今後も継続するそうなので好きにしたら良いのですが、私にとっては既に過去のものです。


本題というか何というか

さて、表題に掲げたのはご存知の方も多いと思いますが、シェイクスピアの大変によく知られた「ハムレット」の中でもとりわけ有名なフレーズです。

最もよく知られる邦訳文が「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ」とされていますが、このフレーズ自体も現在は多様な訳が存在するようです。

まあ、それは本題に直接的な関係がないのでさておくものとして。

実際のところ「今のままで良いのか、いけないのか。その辺が問題だ」という心境はあります。
でもその一方、「こんなくたばり損ないの私にこの先、何十年も生きるということが保証されてるわけでもないのに」という心理もあります。
そんな中で、できるだけ好きなように生きてみてえな、と思うようになってきました。
自分の人生は、結局自分のものでしかないのです。伴侶や自分の子がいた場合は、また話も変わってくるでしょうが、今の自分にそういうものはいませんので。
根無し浮き草気ままな暮らしを結果として選んだのは自分自身です。誰にそうしろと言われたわけでもありません。

こちらの観音様は安来の清水寺にいます

ご存知の方もいるでしょうが、私は過去に二度ほど脳梗塞というものに罹患しました。
たぶん、次にやったら、もうまともに暮らせないかもしれない、とは思っています。仕事も今までみたいにはいかなくなるだろうし、自由なあちこちへの移動もできなくなるでしょう。
サッカーやフットサル観戦だって、今までみたいにはいかなくなる可能性すらあります。
飲み食いも今までみたいにはできなくなるでしょう。今でさえ、ある程度の制約があるんですが、もっとそれはキツくなっていくかもしれません。
そういう状態になったことがないので、どうなっていくのか皆目見当もつかない状態です。

この前、夜中に物凄い目眩を経験しました。あとでWebで調べると、脳梗塞なども原因になり得るらしく、ひょっとしたらそれなんだろうかと思いました。医師に診断してもらったわけではないので、何とも言えませんが。
何にも原因があるわけでもなくふらついてしまうことも、以前より明らかに増えた気がしています。

何にしろ、最近、ちょっとヤバいかな、と思い始めています。だとすれば、尚更だと思ったりします。半分ぐらい、もう破れかぶれって心境でもあるわけです。

若い頃から

だいたい考えてみると、私の人生は若い頃から破れかぶれというか、頭のネジが何本か抜けている気すらします。
元々、どこかおかしいんですよ、私は。他人様と比べて、何かが明らかに変ですからね。でも、別にそれで良いとさえ思っています。

だいたい、才能もセンスもなく、勢いと思い切りとハッタリで今日まで生きてきたような私です。

何しろ、こんな私でも何だかんだで50年ちょい生きてこられたわけです。繰り返しますが、こんな私でも。
そりゃあ、他の成功なさった、若しくは充実した人生を送っている方から言わせると、私の人生は取るに足らないものかもしれませんし、それ故に評価としてはとても厳しいものにもなるでしょう。
人生のコンサルタントなんて人がいるかどうかは知りませんが、そんな人たちからしてみると、私の人生はダメな例に挙げられるかも。

そのダメな人生を、ダメな私なりに半世紀、続けてきました。ドロップアウトとリタイア、堕落の人生だと自分では勝手に思っています。
他人にもやたら迷惑をかけまくってしまったかもしれません。このところ、その点は非常に申し訳なく思うことが多いです。

ただ、ここまで来てしまった以上、残り少ない人生を可能な限り謳歌してやろうじゃないか、と考える方向に行っています。
私にとって安寧に生きられる時間は限られており、そうなった以上はそんな時間を楽しむしかない、と思うようになってきたのです。

それを「50代も半ばに差し掛かろうというのに無責任なおっさんの態度」と言う人もいるかもしれません。実際にそう言われても、私には何ら反論の術がありません。

水木しげる先生曰く
おやじは福を待つのに寝るもの、らしいです。

しかし、私の生き方です。究極的には私が決めるしかない。他の誰かから、何らかの影響は受けるかもしれませんが、それでも最終的な断を下すのは私しかいないのです。
その断が正しいか間違っているか、それは最終的に人生の総括をする段で判断するしかないのですが、今の時点ではその断の正誤について、自分から判断できる材料は持ち得ません。

そんな不確実な自分でも、とりあえず生きているのですから、それでやっていくしかありません。
とりあえず現状を受け入れるしかないのかな、と思っています。

私は、この文章をはじめ、サッカーやフットサルを中心とした何らかのことを(ほぼ個人的な媒体で)書いています。報酬なんて発生しません。趣味に毛が生えたようなもんですから。
お読みいただいた誰かに刺さってくれたら、それでいいや、と思うようにしています。

たぶん、報酬が発生する「プロフェッショナル」の仕事は、私にはできません。私の文章の多くには妥協と適当が詰まっており、クオリティを求められる仕事に私自身も耐えられません。

今書いてるこの文章も含めて、ブラッシュアップして、何度も書き直していけば、クオリティは高まるでしょうし、それこそ「一読に耐える」水準のものとなり得ましょう。
しかし、私はそういうのが苦手です。音楽で言えば、かつてプログレッシヴロックなどが流行した頃に持て囃されたインプロヴィゼーション(即興)の精神でやっています。基本形もないのに、ですよ。
「それだって、基本的な形が上手くなきゃできねえだろ」と言われたら、その通りだと言うしかありません。

要は八方破れのやり方をカッコいい表現でそれらしく見せてる、言わば「虚仮威し」の一種なんですね。
私の人生は、ほぼ全てそんなもの。

例えば学生時代、大学受験はともかく、学校である定期試験の類。あれで勉強をしたことがありません。
しなくてもできた、のではなく、本当にしなかったのです。ギリまで遊んでました。

正直言いますが、こんなの誰が見ても莫迦ですよ。何故なら、努力するというプロセスを自ら投げ出し、しようもないよしなしごとに耽っていたのですから。
これを莫迦と言わずして何と言うべきか。

このように昔から、したくない努力はしなかった方ですが、それはつまり、自らの(僅かしか、それどころか全くない)才を言い訳に、逃げ回ってただけなんですよ。

そういう状態なので、多くの人を誘引し、それを読ませる実力なんかつくわけもありません。
実際、noteで私が書いてきた文章についたスキを見てみればわかります。あれらはまったくバズってないでしょう?
そういうことなんですよ。自分の文章というものは。読ませる文章を書ける人たちが羨ましいけれど、そうする努力はしない。これではただの図々しいヤツでしかありません。

そんな私に文章を商売する資格があるとは思わないのです。

だからこそ、これから

だからこそ今後、私は「(そこに報酬が発生しないという意味での)趣味の駄文」を延々と書き続けていくでしょう。先述したように、私は文章を商売にすることなんてできない。
そもそもそんな資格すらないのです。

仮にそれを読んだ誰かに「あの莫迦、またしようもないこと書いてる」ぐらいに受け止められておけば良いかな、と。

「野良モノカキ」という自称を以前していましたが、別にモノカキでも何でもない一個人として、身の丈の範囲でセコセコやっていければ良いや、という結論が頭の中に浮かんでくるようになったのです。

今は変な拘りを持たず、好きなものを好きなように書いていければ良くて、そんな私の文章を何かの間違いでうっかり読んでくださる人がいたらいいかな、と何となく考えています。

だからこの先はよほどのことがない限り、自分の文章はあくまでも趣味で書き続けていくことになります。

私がこのnoteを始めた頃みたいに、雑多なジャンルの関心事を私なりに書いていこうと思っています。頻度はたぶんたくさんはないですが、たまに何らかのことを書いていくでしょう。

時々思い出して「あの莫迦が何か書いてる」ぐらいに受け止めてやってください。

とりあえず、本格再起動の前のウォーミングアップ代わりに。



基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。