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ガイナーレ鳥取の2024年

文中敬称略で行く。

年明けにこういうのを書いた。その後、いくつかわかったことがある。

2024年は、とりあえず試合数が増える。

リーグ戦のホームが19試合(つまりトータルではその倍)は固定、ルヴァンや天皇杯が最低1試合。
うち、ルヴァンはもう既に最初のカードが決まっているわけだが…

YBCルヴァンカップと天皇杯

今季から参加できることになったYBCルヴァンカップの初っ端の試合が、よりによって浦和レッズが相手なのだ。

浦和が相手なのはまあ良い。天皇杯もそうだが、大会の性質上、ミッドウィークに行われてしまうのも仕方がなかろう。
試合開催が平日ナイターなので設備のない米子では開催不可能で、設備のある鳥取でしか開催があり得ず、それ故に見に行けないのも、まあ良い。
交通手段も昔なら自走できたので、強引にでも翌日に休みを取って且つ参戦したであろうが、今の私は脳梗塞を二度もやったように、そういうことができにくい身体の状況なので、そんなムチャなことはしない。
物理的にも自走しないので帰りの便を見繕うのが難しい。このような開始時刻(19時半)では試合を完全に見た上での日帰りはできないと思って差し支えない。
何しろ鳥取から米子行きの最終便が21時台序盤にしかないのだから、無理も無理である(しかもこの後2024年3月16日のダイヤ改正次第ではそれすらも変わってしまうかもしれない。なお、試合日は言うまでもなくダイヤ改正後である)。

浦和レッズinバードスタジアム

浦和レッズ自体はバードで試合をしたことが全くないわけでもない。1997年に行われた天皇杯のガンバ大阪戦で試合をしている。
なんと、こちらの試合をnoteに於いて記述している方がいた。

私は写真など撮ってはいないが、この試合を普通に現地で見ている。それどころか、何とこの試合で浦和のゴール裏に紛れ込んでいたのである。
おっかねえと一部で評判の彼らだが、私はその時は全くそう思わなかった。当時の駒場や後の埼スタに集う人々を知らないので、余計に怖さを感じることがなかったのかもしれない。
試合は、終盤に岡野雅行(今のガイナーレ鳥取の取締役GM)が先制点を決めたが、90分に達する前にガンバ大阪のクルプニに同点弾を決められ、延長戦に突入してから5分も経たずに船越優蔵に決勝点を決められ、敗退した。

先述のnoteの記事に於いて、試合後、数十人のサポーターがスタジアムの正面玄関に押し寄せて、ホルスト・ケッペル監督の交代を迫った、とある。
試合後のたぶんそんな騒動よりも前に、たまたま近くにいた男性の浦和サポーターに話しかけられたので話をしたが、その彼はやはりケッペル監督の采配に不満だったクチらしく、しきりに「ケッペルがどうのこうの」と言っていたと思う。
あの彼は今も元気でいるだろうか。今も埼スタや駒場で(或いはどこかアウェイの地で)浦和のゴール裏に陣取っているだろうか。

浦和レッズがバードスタジアムに来るのは、私の記憶が間違いでなければそれ以来ということになる。
どういう試合をするだろうか。

なお、天皇杯はまだレギュレーション及び開催期日が定かでないので、わからない。予想している最初の試合は5月下旬辺りと睨んでいる。

リーグ戦

これを見る限り、少なくとも5月までと、10月以降はデイゲームがあるものと見て間違いなかろう。
なお、個人的な都合により例年そうしているようにアウェイには参戦しないことにしている。

5月まで

ホーム開幕戦が3/10のテゲバジャーロ宮崎戦。20日にカマタマーレ讃岐戦があるのだが、これに参戦できるかどうかは知らない。
八戸戦、福島戦の米子2連戦は参戦予定だ。たぶん、福島戦と鳥取だらずプロレスがリンクするのではないかと睨んでいる。
5月の大宮戦、相模原戦には行きたい。

6月~9月

6月の山雅・岐阜、7月の北九州・横浜、8月の奈良・大阪、9月の沼津・長野の各試合は、いずれも参戦できない。
ルヴァンのところでも触れたが、日帰りが難しく、故に参加できない。それらの試合は、キックオフ時刻が発表になっている8月までのところでは19時開始ではあるけれども、30分延びようが変わらなかろうが、大差ない。
おまけにシャトルバスが激混みであろうことが予想され、諦めざるを得ないのだ。
山雅戦は久しぶりに生で試合を見たいのだけど、彼らがJ3に来てから一度も生で試合を見たことがない。
本当に残念だ。

10月と11月

キックオフ時刻が発表になっていないが、最終節以外は基本13時開始だろうと思っている。最終節のみ14時開始だろう。
その前提で行けば、10月の盛岡・富山、11月の今治・金沢戦はいずれも行けるだろうと思う。
昔、金沢戦では某赤い人(某黒くて「悪い」人ならまだ良かったのだけど)が来場したらしく、その時の段取りでミスがあったらしい記憶がうっすらあるが、もう忘れた。

行けそうと目している全部行けるのかどうかは全く予想できない。

まあ、最終戦がホームでないので、ひょっとしたら、今年はお見送りどころか、むしろこちらが上位カテゴリへとお見送りされる立場になるのではないか、と睨んですらいる。

若いチーム

現場の首脳陣や経営陣を含め、若いチームになった印象が強い。
そのことはチームのキャプテンや副キャプテン人事にも色濃く出ている。

キャプテン:世瀬啓人選手

もっと年齢が上の人、例えば長谷川アーリアジャスール選手辺りがやるのかな、と思っていたが、蓋を開ければ世瀬選手。
でも、彼なら個人的にはうってつけだと思うし、そういう責任のある立場に立ったことでリーダーの自覚も生まれてくるかも。
ガイナーレ鳥取の名実ともに象徴になることを期待してしまう。

バイスキャプテン:普光院誠選手、坂本敬選手

普光院選手が副(バイス)キャプテンの一人になっているのは、これもある意味では必然的かもしれない。
世瀬選手をバックアップできるのは、普光院選手しかいないだろう。キャリア的または実績的には普光院選手以外にもいるけれども、普光院選手は、以下の理由により強く推したい。

山陰合同銀行の融資窓口にスーツ着て座ってても何にも違和感がない

これは普光院選手にしか醸し出せないムードだ。

一方、坂本敬選手の場合は、むしろ大抜擢だと思っている。24歳の世瀬選手よりもまだ若い22歳なのだから。

この若さが必ずしもプラスの方向にばかり出るとは思わないけれど、それを良い方向に軌道修正してくれるであろう選手がたくさんいる。

先ほどチラッと名前が出た長谷川アーリアジャスール選手のみならず、田中恵太選手や富樫佑太選手ら、頼れる先輩方がいろいろいる。
そんな先輩方にどんどん力を借りれば良いと思う。きっと遠慮なく力を貸してくれるはずだ。

若さを強みに

監督の林健太郎さんを除けば、コーチ陣や経営陣の多くは一気にリフレッシュした印象を持つ。
特に小谷野ヘッドコーチ、阿部GKコーチ、倉田テクニカルコーチ、丹羽コーチら、現場の首脳陣が若返ったことで、今まで以上に活気づくことが予想できる。
これに、昨年まで現役選手だった遊馬強化部主任が加われば、よりアクティヴな首脳陣が予測できよう。

若さは危うさも秘めている部分はあるが、チーム運営をうまく軌道に乗せられれば大きな武器になるものと思う。
その意味で、今年の株式会社SC鳥取と、彼らが運営していくガイナーレ鳥取には、大いなる期待を抱きたくなる。
まだシーズンが始まってもいないのに、何を楽観的なことばかり言っているんだ、と思う人もいるかもしれない。

しかし、今年のガイナーレ鳥取は、溢れんばかりの若さを必ずや強みに昇華できると思う。

根拠は、正直言って全くない

だが、その根拠のなさが逆に彼らの伸びしろ、可能性だと言い切ることもできるように思う。
それらを以て、今年のガイナーレ鳥取は、相当な大躍進を遂げるのではないかと思っている。
それだけの勢いが今の彼らからは生まれかねないとも思うのだ。

とにかく、自分でもよくわかっていないし、あまりにも楽観的な予測が当たるとも限らないのだけど、とまれ今年のガイナーレ鳥取には、強い期待を抱かざるを得ない。

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。