見出し画像

今だからこそ、STREAM FCを観たい!

前にも書いているが、再度書きたい。

最近、さほど試合を観に行かなくなってしまったが、島根県松江市にSTREAM FCというチームが存在する。

ヴォラドール松江、というチームが昔あり、そこにいた選手たちが集っているチーム、という認識だ。

ヴォラドール松江に関しては、ここで一口に語ることはしづらいので、別の機会に譲りたい。その機会があるかどうかはわからないけれど。

画像1

私は、ともかく、このSTREAM FCが好きだ。

最初に言っておきたいが、プレーがJ1の頂点にいるような選手たちなどと比肩し得る、という類のものではない。

かつては島根県リーグにまでいたのだが、今は松江市に於いて市リーグの中で活動しているようだが、その活動はなかなか伝わって来にくい。それでも時々試合をしているようだ。

しかし、何はともあれ、このチームを観ていると、スポーツって本来的には楽しむべきものだということを、改めて実感してしまう。

もちろん、彼ら本人たちは勝ちたいと願い、だからこそ何処までも本気でプレーしている。何度かこのチームの試合を観ている身として、このチームが本気でなかったことなど一度もなかったと断言できる。

いつ如何なる時だって、このチームは常に真剣勝負。それは紛れもない事実であると言える。

だが、その一方で、彼ら自身が楽しむこともまた忘れない。試合の最中のほんのひとときに、ふと彼らはそういう姿勢を出してくる。それは、見るものの笑顔を誘う。

その時の様子を観ていると、彼ら自身が楽しそうにしている。そうなった時には、もう彼らの世界に引きずり込まれているようなもの。こっちはもう黙って「しようがねえなあ」と苦笑いするしかない。

画像2

アマチュアであるからこそ、楽しむことが根底にある。真剣味は常に抱いているが、その背後には真剣に楽しんでやろうという精神があるように思われてならない。

STREAM FCからは常にその姿勢が透けて見える。だからこそ、このチームを時々無性に観に行きたくなる。他ならぬ自分がこのチームの繰り広げる世界を楽しみたいが故に。

それを人は甘いと言うのかもしれない。確かに甘いんだろう。

だが、どれだけ甘いと言われても構わない。真剣に楽しむ姿を見せてくれるチームを、私は強く欲したい。だから、STREAM FCを観たい。

それだけの話なのだ。他に理由なんて要らない。

COVID-19などというものが依然として流行を続けるこういう御時世なので、なかなか試合を、それもなかなか情報の入らないアマチュアリーグの試合を観に行くこともままなるまい。

それでも、私は彼らを観たいのだ。だってスポーツを、勝敗と関係のないところで思う存分に楽しみたいんだもの。それをさせてくれるのが、他ならぬSTREAM FCだから。

画像3

こういうささくれ立った世の中だからこそ、心底ホッとさせてくれるこのチームのような存在を私は強く求めたい。

STREAM FC、万歳!

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。