自転車を新しく組み直した話/後編
以前に書いた記事の続編です。
前回、古いパーツをすべて外したので、今回新しいパーツをすべて組み上げていきます。
全体像
今回組み上げるシマノ製のDi2は、電動制御をするものなので、ハンドルからフレーム内部まで、すべてエレクトリックワイヤーが繋がった状態にする必要があります。
全体図
青がエレクトリックワイヤー
ハンドル編
まずはハンドルから。
取り付けるハンドルはエアロ形状のハンドルになっているので、ハンドルの内部にもワイヤーをインクルーティングしていきます。
取り付け前
このケーブルたちをこんな感じで配線します
取り付け後
中のケーブルを無駄に増やさないように、今回y字ケーブルを活用したのですが、これをハンドルの内部でまとめなければいけないのでかなり苦労しました。
ただそのおかげでSTIレバーに接続するワイヤーはそれぞれ一本ですんだので、今後新しいワイヤーを追加したい場合もきちんとポートに空きがあるようになっています。
※yケーブルの内装が厳しい方は長めの通常のエレクトリックワイヤーを通すのが簡単かもしれません。しかし、その場合は左右のSTIレバーをつなげるために多くのケーブルとポートを使用するため、シンプルにまとめるならy字ケーブル推奨です。
充電ポート用のEW-RS910は、ハンドルの先端できちんとテープで固定しています。
フレームへのバッテリーとディレイラー取り付け
行程の写真をあまり撮ってなかった😂ので、取り付け後の写真を。
シートポスト内にバッテリーが入っており、各ディレイラーにワイヤーが接続され、BBの箇所の内部のジャンクションに繋がっている状態です。
更にハンドルをフレームにくっつけて、ケーブルも繋げました。
この後にブレーキオイルのワイヤーも取り付けた後、フレーム前方のケーブルがスッキリするようにまとめました。(見た目大事)
一式組み終わった図
ホイールつけてみる
いい感じですねー。
ネジ止めなどきちんと指定トルクでしめていきます。カーボン製なので指定以上のトルクをかけると壊れるので注意。
取り付けが終わったら、いよいよシフトの調整です。
FWの設定と更新
電動のシマノ製品はパーツそれぞれに機械が入っており、PCみたいにファームウェアの更新とギアやシフトの設定が必要です。この設定ができていないと、いきなりシフト調整してもズレてしまいます。
設定はシマノ製のモバイルアプリから接続と設定ができます。iOS、Android両方サポートされています。
インストールしたアプリから、自転車に取り付けたBTユニットに無線で接続します。
すべてのパーツの接続とFWが最新であることを確認。
その後にギアのサイズやシフト設定を行います。
すべての設定が終わったら、シマノのマニュアル通りにディレイラーの設定を行います。
バーテープ巻いて完成
バーテープを巻いて完成です。
シェイクダウンのために簡単に試乗してブレーキやシフトがきちんと動くか確認できれば、すべての工程終了です。
まとめ
ロードバイクのDi2への換装を今回まとめてみました。
新しくなった自転車でこれからも楽しくサイクリングを楽しみたいと思います!
途中かなり省いた箇所も多いので、「このあたり詳しく知りたい」みたいなことがあればコメントいただければお答えします!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです👋
※この記事はAndroidアプリから作成しています。
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