バイト代は確かに上がっている
失われた30年
よくこのワードは聞くし最近の物価上昇とかも含めて肌感でも経済的な成長ってあんまりしてないんだよなー。となんとなくは感じてます。
私は体も強くないし、それでも妻と子供がいるのでそこそこには稼ごうと思って働くことができていますが、一人で暮らしていたらそこまで金額にこだわらずに働いていたかもしれません。
そこで、昔の記憶をたどって学生だった時のバイト先を調べてみました。
結構すごい進化というか、ちゃんと今風に給料が上がっていて「成長してるじゃん」としみじみ感じてしまいました。
たったひとつのケース
サンプルが1/1なので全く『普通』というものに当てはまりませんが、2006年あたりに地元でやっていたバイトが時給780円くらいでした。
今聞くと本当に驚くような金額ですが、厚生労働省のサイトでは2006年の東京の最低賃金は719円ということで、780円でも良かった方だったんだなと。
そのあと800円になる代わりに交通費がなくなると宣告されてそのバイトをやめることになったのですが、それはいつかどこかで話します。
ただ2006年当時は驚くほど物価も安くて、780円の時給で全然苦労した記憶がないです。
780円なんて100時間働いて8万行かないのにね。すごい時代です。
どのくらいの物価なのか
いろんなところでこの手の話題は見ると思いますが、一応おさらいとしてマクドナルドのハンバーガー、2023年現在は170円ですが2006年では100円!
100円マック全盛期だったんでしょうかね。とはいえ、100円は安いのではなく、マクドナルドが値上げをして100円にしたのを覚えています。
次に激安メシの定番、牛丼で言うと2023年時点で吉野家の牛丼並盛が448円です。ハンバーガーと違ってこれ一杯で満腹になるので、まぁまぁな値段かなと思いますが、2006年はというと380円でした。
思ったほど金額差がないな?と思いましたが、調べたらBSE問題で牛丼自体が出回っておらず、2006年に復活したときの値段でした。
BSE問題の前が280円なので、そこから考えるといろんなものの価格が少しづつ上昇している過程の時代だったのかもしれないですね。
元バイト先の現在
そして2023年現在、時給780円だったバイト先を検索するとなんと『1080円』の文字が・・・しかも※土・日・祝・その他特定日は+50円という注意書きも!
東京に限った(さらにこのバイト先だけの)ことかもしれないですが、時給780円→1080円ということは休日の50円増しのことも考えると約1.4倍で、ハンバーガーは1.7倍、牛丼は1.2倍くらいの上昇幅なので、牛丼並盛だけ食べて生活する(はずないけど)場合は2023年の方が少しお得でした。
とはいえ・・・
税金や光熱費、家賃などの基本的な生活費を見たら圧倒的に今の方がお金かかりますよね。
まぁこの記事を書いてるときに昔のことを思い出せて懐かしくなったのが一番いい話でした。
みなさんも振り返れる過去がある場合は振り返って懐かしむのもいいかもしれません。明日のご飯は牛丼します。では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?