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時事がテーマのビブリオバトル!?

『時事ビブTV』とは

第14回『時事ビブTV』にバトラーとして出演しました。

『時事ビブTV』とは、時事問題をお題としたビブリオバトルです。

あなたは、「ビブリオバトル」という言葉を聞いたことがありますか?

「人を通して本を知る。本を通して人を知る」がキャッチコピーの書評ゲームです。

出典:はじめまして|ビブリオバトル普及委員会 

『時事ビブTV』は、なぜ時事問題をお題としているのでしょう?
その答えは、図書館法第三条第七項にあります。

「時事に関する情報及び参考資料を紹介し、及び提供すること。」

出典:図書館法第三条第七項

図書館は「時事に関する情報」として各種新聞を紹介し、提供しています。また、新聞縮刷版も所蔵。新聞縮刷版とは、約1ヶ月分の新聞紙面を縮小コピーして、書籍に収録し、各新聞社が出版しているものです。

しかし、「時事に関する参考資料」となると二の足を踏んでいる図書館が多いと聞きました。

この二の足を踏んでいる現状を打破することが、『時事ビブTV』の目的です。

「時事に関する参考資料」とは、時事問題の背景に関する資料です。
「なぜそのニュースが社会で問題となってるのか」という利用者の疑問に応えうる読書環境を整えることが図書館の責務であると私は考えています。

『時事ビブTV』は、全国の図書館司書に向けて、時事に関する参考資料の選書ヒントを提示しています。司書以外の視聴者の知的好奇心も刺激します。

第14回『時事ビブTV』のお題を発表します。

今回のテーマは「賭博・博打・カジノ」です。

どのような選書がされたのでしょう?
気になりませんか?

百聞は一見に如かず。まずは、ご覧いただけますと嬉しいです。

第14回『時事ビブTV』の視聴はこちらから

とんち協(主催団体)のホームページ

瀬戸市立図書館の取り組み

エディターSTEPの本棚

第14回『時事ビブTV』の放送を受けて、瀬戸市立図書館では「賭博・博打・カジノ」をテーマとした企画展示を行っています。

展示場所は、玄関入って正面左側にあるエディターの棚です。
STEPとは、瀬戸 図書館 エディター パートナーシップのことです。

本棚は、「エディット・キューブ」を使用しています。エディット・キューブを先駆けて導入されていたのは、宮崎県椎葉村図書館「ぶん文Bun」さんです。詳しくは、下記の元椎葉村図書館クリエイティブ司書の小宮山剛さんの記事をご一読ください。

大学コンソーシアムせと 高校生ビブリオバトル2023

エディターSTEPの本棚の向かい側では、「大学コンソーシアムせと 高校生ビブリオバトル 2023」で高校生が紹介した本と歴代のチャンプ本も展示中です。

みなさまの好奇心に応えられるステキな本ときっと出会えるでしょう。

読書案内(番組で紹介された本)

長崎英範『山師』/小学館

著者:カール・エリック・フィッシャー、監訳:松本俊彦、訳者:小田嶋由美子『依存症と人類』/みすず書房

児玉博『起業家の勇気』/文藝春秋

鈴木直『アディクションと金融資本主義の精神』/みすず書房

長谷部愛『天気でよみとく名画』/中央公論新社

鷹野晃『定点写真で見る 東京今昔』/光文社

#ビブリオバトル #bibliobattle #図書館 #瀬戸市 #時事

矢野和幸@STEP