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番外編 ≪2人目妊活 私が一人っ子を決断するまで≫ 朝日新聞社の取材を受けて

この話を読んでくださった、朝日新聞の記者の方から連絡をいただき取材を受けた。

先日その時の記事がUPされたので、取材を振り返ってみようと思う。
その時の記事はこちら


このnote、実は9話まで書いたタイミングで、やり切った感に満たされた私は、10話を書けずにいた。9話で話は完結しているし、10話で伝えたい事も他のところで書いてしまっていることも多いし、どうしようかな?と悩んでいた。

そんな思いから、3週間ほど過ぎた時に朝日新聞の記者さんから連絡をいただいた。noteの記事を見て取材をしたいと…

私にとっては予想外の展開だった。

不妊治療と仕事の両立についてや保険適用についてなどでは何度か取材を受けたことがあるし、妊活コラムの連載を担当したこともある。ただ2人目妊活の話で取材を依頼されたのは初めてだった。

あまり語っている人がいない2人目妊活の話

そもそも2人目妊活の話をnoteに綴ったのは、記事にしている人をほとんど見かけなかったからだ。

特に2人目妊活の終結や一人っ子について語っている人を見かけたことがない。悩んでいる人はいるだろうが、なんとなく話題にしにくい雰囲気をどうしても感じてしまう。

だからこそ悩んでいる人に届けばという思いで記事にしたのだが、新聞社が興味を持ってくれるのは正直予想外だった。


誰かに話すことで思考が整理される

取材を受けて改めて感じたのは、「誰かに話すことで思考が整理される」ということだった。

約7年前に一区切りをつけた、2人目妊活。年齢的なこともあり、2人目への思いが蒸し返されることはほとんどなかったが、今まで私自身、あえて自分から「2人目妊活」への思いに関して、積極的に語ろうとすることはなかった。

なんなら、その思いが取材記事後半に出てくる、子ども部屋の話に繋がってくるのだが、「2人目妊活は終わった事として考えないようにしていた…」というのが正しい表現なのかもしれない。

自分で自問自答しながら、noteで10話書いたが、今回こうやってインタビューを受けたことで、より明確に気持ちを言語化出来たように思う。

「話すことは離すこと」
これは個人的にお付き合いのあるセラピストさんがよく使っている言葉だが、まさに話すことによって、自分の気持ちが整理され思いが昇華されていったように感じる。

様々な家族の形があっていい

この記事が公開された後、様々な方からメッセージをいただいた。そのメッセージを読みながら、

「家族の形はひとつではない、様々な形があっていいんだ」
と改めて感じた。

記事にも書かれているが、家族の形ってパズルのピースがカチッと音をたててはまるそんな感じだと思っている。

必要なパズルのピースは人それぞれ。2枚がいい人、3枚がいい人、4枚がいい人…5枚、6枚がカチッとはまる人だっているだろう。中には1枚が一番心地よいって人もいるはずだ。

そしてこのパズルの形は時と場合によって変わるのかもしれない。3枚や4枚のつもりが2枚でカチッとはまることもあるだろう。本当に人それぞれなんだと思っている。

だからこそ、社会が世の中が決めた「形」に当てはめる必要なんてない。自分達の家族の形をみつけてほしいなと思います。



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