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ロシアサーフジャーナル誌 TRINITY掲載

今回、ロシアのサーフジャーナル誌に写真家の日本人として初の足跡を残しました。これでヨーロッパのブックや雑誌を含め国ごとのカルチャー雑誌に日本人の名前が刻まれた。

ロシアのサーフカルチャーや歴史など日本になじみもない場所で未知の歴史や物語が存在する。

■TRINITY / トリニティ
http://trinitysurfingmag.com
http://www.instagram.com/trinitysurfingmag/


サーフィンやアートを中心に寒冷地における極東ロシアのサーフィンカルチャーが掲載され、作品もアート性の強い美しい気品のある表現が多い。サーフィンは自由でありアートであると再確認させられるジャーナルマガジン。


TRINIYとの出会い – 笹尾和義
今回、創刊されたサーフジャーナル誌はロシア。私自身も未知の世界で日本でも情報も少ない。そんな中、5年前ヨーロッパスペインバルセロナで行われたサーフシティフェスティバルにインビテーションを貰い、ヨーロッパ各国の写真家やアーティストと合同で写真展を行う機会があったんですよ。作品を展示した隣のブースで彼も作品を展示していて、聞いたらロシアからきた写真家だった。
彼の作風はとてもアートスティクな表現方法で今でも目に焼き付いているよ。作品もすべてモノクロのフィルム写真だけでライフスタイル、モデル、人物、建築、自然などを撮影していたね。海外の写真家はフィルムで作品を撮影している人が多く、日本では全く見たこともない世界観で表現していて驚いたよ。丁度そのイベントで仲良くなってロシアのサーフィンカルチャーや歴史、料理、作品の構図など様々な事を共有したね、つたない英語で、、、笑
彼はとても物静かな青年でとても情熱的で気品のあるブロンドヘアーだった事を鮮明に覚えている。
スペインのイベントで別れ、その後もヨーロッパ各国のサーフアートフェスティバルで見かけよく話をしたね。
ロシアは寒冷地だからスノーボードも盛んだよ。サーフィンも冷たい海水でみんな楽しんでるよー
ロシアサーフシーンや歴史を表現したい。
そうゆう情報を世界に発信していきたいと考えているんだと。
それから数年メールのやり取りや作品の共有をしていく中で日本でも数年前、地元愛知県で私とjumbo氏が主催したヨーロッパカルチャーを伝えるイベントユーロサーフフェスティバルに作品を出してくれた。
ロシアのサーフシーンが微力ながら日本の皆に知ってもらえるようにとそうゆう願いや想いに胸がうたれた。
昨年、彼がようやくBOOKを制作すると連絡が入ったんです。
彼は自分自身の信念を貫いて、初心を忘れず常に先を見据え世界を旅しながら活動を続けていた事が嬉しかった。そうゆう情熱がロシア
のサーフシーンやスノーボードシーンを世の中に伝え世界交流を続けているのだと。
その想いが人よりも強く言葉ではない作品を通して行動で示した。
その彼から日本の写真家として作品を紹介したいと話を貰いもちろんokだよと、、、
ロシアに私が撮影した作品が日本人として初の足跡を残し掲載されることは大変光栄であるし、日本の世界プレイヤーを知ってもらえる事も大変嬉しい。国際交流のツールとしてロシア人やヨーロッパ人の旅の選択肢として日本を知ってもらえれば幸いだし、誰かの心に響けばと思っている。
本作品には、日本の宝であり世界のスノーサーフソウルサーファー鈴村新・鈴村直美夫妻と日本におけるヨーロッパサーフカルチャー旅先案内人ユーロサーフスタイルjumbo氏を掲載している。
日本人の皆様も芸術や文化として作品をもう少しきちんと見て欲しい。
でなければ、才能豊かな世界の写真家やアーティストは死んでしまう。
もっといえばそのシーンを伝える事が途絶えてしまうと思う。これは大きな損失になると考えている。
その想いや物語が世の中を変えシーンを繋いでいることを忘れてはならない。

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