見出し画像

№5799:「ハコモノビジネス」はやらない

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしているのですが、今日は一昨日の続きを。

一昨日は「私たちは人を起点としたビジネスをやる」と記しました。

これを言い換えるなら「ハコモノビジネスはやらない」ということです。

先に言っておくと「ハコモノビジネス」を否定しているのではありません。

私たちはやらないと言っているのです。

ここでいう「ハコモノビジネス(ハコモノフィットネス)」の第一定義は「ハコを用意したら、あとはお客さんが勝手に運動する施設」です。

人はいても監視員。

運営はシステムに完全依存します。

所謂、24時間ジムの大半が該当します。

本人たちは違うと言い張るでしょうが「人減らし」を推進している総合型フィットネスクラブも該当します。

「ハコ」があればいいのですから、どんどん店舗を拡大できます。

実際そうなっているのは見ればわかるとおりです。

一方で「ハコモノフィットネス」である総合型フィットネスクラブの出店がまったく伸びないのは、考え方が中途半端だからです。

まったく何を考えているのか理解に苦しみます。

「ハコモノビジネス(ハコモノフィットネス)」の第二定義は「箱を用意して、それに標準化されたトレーナー養成システムを量産することで店舗展開してる施設」です。

「人はいるけれど店舗拡大できる施設」が該当します。

こちらも第一定義には遠く及びませんが、比較的短期間で店舗を増やすことができます。

私たちがここに手を出さないのは、このモデルではトレーナーの人生が先細りするからです。

詳細は割愛しますが「人生をよく考えていないスポーツ出身の若者」「他の仕事でくたびれた運動に関心がある第二新卒」的な人たちの雇用が繰り返されるだけだと思います。

給料も本人が望むほどは上がっていきません。

また、開業数年で入会と退会のバランスが崩れるので、時間軸の中でマーケティング(経営)も苦しくなっていくと思います。

私たちがやりたいことはこのどちらでもありません。

トレーナーが主体となって、お客さんの人生に寄り添うジムを日本中につくります。

そして、お客さんの幸せはもちろんのこと、トレーナーが経済的自由、精神的自由、時間的自由を獲得できるようにします。

従来の「フィットネス」とはまったく異なる価値観を世の中に浸透させていくつもりでいます。

スモールジムの前途は洋々です。

▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「働き方の未来」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?