にじさんじVirtual to LIVE


なんかもういろいろありすぎて感情がおかしくなってる。
今の感情や気付きを忘れたくないから文章にして残すことにすることにする(鈴原リスペクト)

にじさんじVirtual to LIVEの情報を知ったのは、noteを始めるキッカケにもなった、にじさんじMusicFesでの発表だ。
開催が発表された瞬間、息が止まったのを覚えている。
出演者発表で推しが複数出た瞬間、死んだ。

無事コンティニューを果たし、即日申込みを行った。
が、落選…!続く二次先行も落選…っ!!最後の一般先着も落選…っ!!カズヨシの視界がぐにゃ〜っと歪むも、お情けのサイド席で勝利!GG!
絶望から一辺、サイドいうてもVのライブやし、モニタ見えれば勝ち卍wwwと調子に乗る。

勿論ニコ生チケットも購入し、推しのフラスタ企画に参加表名し、当日を控えるのみ。
一抹の不安は、前回長時間待機列&完売があった物販。
朝10時開始だったが、家から2時間の幕張と違い1時間程度の両国だったため、余裕すら感じていた。

そして当日、前日の会社の忘年会のアルコールを残しつつ朝6時に起きてから準備を進め、8時に到着。物販待機列の形成が9時からだったため、フラスタ関係者に挨拶したり知人と談笑しつつ列形成を待つ。

9時。
前回両国に来たのが、数年前のアクアプラス祭で、物販が地獄だったのを覚えている。
今回は違う意味で地獄だった。

列の横入り、オタクを馬鹿にするオタク、30分くらいで買えると謎の自信を見せる自称有識者。

やべぇわ。
正直今まで見たことのない民度だった。

後になって考えると、Vtuber自体はオタク寄りの文化なのかも知れないが、youtuberという先人がいる以上、そちらから参入してくるオタク事情に詳しくない人々がいるのかも知れない。

正直、前に50人くらい横入りされた時は物販終わったと思った。

しかし、いちからさんスゴイ。
品数と会計方法によるレジの分散、そしてレジの増量という力技で全てを解決。
ビビるわ、そんなん。
文句も言えねぇし、ぐうの音も出ねぇわ。

まぁ、見事肩透かしを食らった形の私は最速のICかクレカで決済しようとSuicaに2万チャージしてたら、現金窓口の方が早いというトラップに引っかかりましたけど。

さて、物販も僅か1時間程度で買えて、昼ご飯を考えるが緊急事態。
朝からスマホで配信アーカイブを消化していたせいがスマホ本体、モバブ共に充電が必要に。
さらに両国駅周年にネカフェがなく、隣駅のネカフェまで移動し充電することに。

重ねて、行ければいきたいなと思っていたユメノグラフィアの予約の枠が埋まっていてガックリ。

無事充電を終え、15時半に会場に戻り、コインロッカー探すが、カズヨシくん、思い出す。両国にはコインロッカーが少ないことを。結局涙目で荷物抱えての参加に。


■入場

16時開場、17時開演だったがフラスタの写真やトイレに行きたかったので早めに列に並び、問題なく入場。
すぐさまフラスタに目をやると、半端じゃない力一のフラスタの多さに驚く。

新規3D組のフラスタを中心に目を通しながら、参加したフラスタを写真に収める。

ところがギバラのフラスタが見付からず不安になっていると、角を曲がった先がほぼギバラフラスタで驚愕。
数は力一ほどではないにしろ、その大きさや装飾が凄かった。
見るとbilibiliや中国ファンからのフラスタがあった。ワールドワイドギバラ。
神楽めあといい中国のオタクの趣味に不安を覚える一幕である。

写真を撮り終え、席に向かうとなんとクソ席。デカいモニターがあり、ライブを楽しめる事は出来るが、如何せん表示される内容がセンターモニターと異なり若干ショック。
しかし、クソ席である事を嘆いてもライブが楽しくなるわけでもなし。センターモニター前面の勝ち組どもより声出して腕振りますか、とテンションを上げる。

すると事前番組の最後で冬コミ商品の紹介がモニタに映る。
待望の乳山グッズやういはちゃんのグッズが出ていてテンションが更にあがる。


■前説〜 (※ここから語彙力低下します)

テンション上げたところ、前説の力一の「銘柄は?」というフリで一気に感情を殺される。
そうだよな。OTNで力一がゲストだった時に出た話だったよな。

流れるように剣持のファンメイドソング「Sharpness」で一刀両断。
お前、溜めに溜めてここで。ここで歌うか?しかも3Dで??死ぬが??

続けてちーちゃんが参加し二人でダンスロボットダンス。2018年の上半期にいろんなVtuberのMMDや歌ってみたを見る機会が多かった曲に、勘の鋭いカズヨシ君は悟る。はは〜ん、これは記憶を思い出させてエモくさせるやつだ、と。まぁ悟ったところでちーちゃんの笑顔が可愛すぎてどうでもよくなる。ちーちゃんカワヨ。

ちーちゃん可愛いなぁ、天使じゃんと頭の中が埋まっているとまさかの「Los!Los!Los!」で地獄に突き落としてくる。安心する。いつものちーちゃんだ。踏み潰せ!と歌いながら脚を床に擦り付ける姉御さすがです。

ちーちゃんがフェードアウトし、次は誰だと妄想が膨らむ。

しぃしぃ「メランコリック」。
可愛い。くっそ可愛い。ズルい。
普段配信で、三下クズ大福呼ばれてるしぃしぃとは違う可愛さ全振り。マジでさ、ライブの時の可愛さでしぃしぃ知った人ってあくあちゃんみたいになるよな。わかるよ。うん。※前方ゴリスナー面

そして【おかえりって、言える時が来る。】笹木が登場し、二人で「ロキ」
笹木さぁ!!両国でおかえりって言えちゃうファンの気持ち考えて!!本気で!!簡単に死んじゃうでしょ!
一度引退し、復帰してから散々話題になった両国で「死ぬんじゃねぇぞ!」って言う言葉の重さがさぁ!!

ファンの心のナイーブな部分にぶっ刺さるんだよなぁ!!

続いて笹木のソロで「命に嫌われている」のnot替え歌ver
だからさ、お前、その歌をここで歌う意味を(ry
正直涙が出てきた。けどその後の誰やねんコールで正気に戻った。

MC挟んで、ニコニコの無料配信分が終わって、期待が膨らんできた瞬間、ロアちゃんの「恋愛裁判」。
マジでさ!かっこよくね!!?普段独特なイントネーションで一生懸命な話し方が伝わるロアちゃんがさ!本気でぴょこぴょこかわいい動きながらも綺麗で力強い歌声で色っぽく歌うんだよ?
っはぁー!!たまんねぇ!

「見ててね」って小悪魔すぎない?

暗転からライトが再び照らされるとそこに居たのはロアちゃんと鈴原。
あああああああああみんなあああああああああああああああああああ!!!
鈴原かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!
いつものゲーム配信のようにニッコニコな笑顔で、囁くようなキレイな声で「SecretBase」。
はじめて見る鈴原の3Dや笑顔、選曲で普通に殺されるかと思った。
死ぬんだぁ・・・

終わったと思ったらロアちゃんがフェードアウトし、

鈴原のソロ「ガーネット」
鈴原初の歌配信で歌った記憶が蘇る。
公式紹介文に「歌うことが好き」とあったにも関わらず、まさかの魔界村実況からはじめて、ドンキー、バイオと続けていった彼女がついにとった歌枠。
細くも芯のある歌声に聞き惚れた思い出。
曲調にあったゆったりと優雅に動きながらしっとりと歌い上げる鈴原の姿に、ペンラが振れなくなり只々涙を流しながら棒立ちおじさんになってしまっていました、どうも僕です。

正直ここで意識飛んでた。記憶が曖昧だ。
網膜に焼き付いていた鈴原の姿が消えると同時にケルベロスのシルエットが見えてくる。
「あ」という間もなく、歌声が暴力だ、と表現されるくらいの衝撃が全身を襲う。
一瞬が1分にも1時間にも感じる。
戌亥とこ「小さきもの」
圧倒的な歌唱力をアカペラで叩きつけてくる。ブレス一つ一つまで丁寧に精一杯の声が。
鈴原のターンで最上階からペンラを振れなくなっていた僕の目にも、モニタに視線が釘付けになり、ペンラを振る手が自然と止まっている人が見えた。
会場の全員が戌亥の一声一動に魅了されていた瞬間だった。
いつも配信で聞いてる歌声では感じ取れないほど感情や言語化できない様々な情報が伝わってきた。アンジュ、第一第二第三皇女殿下、わかる。わかるよこれ。これ聴いたら泣くわ。

ようやく意識が戻りかけてきた所で思い出す。
今日の新規3D勢、戌亥とデュエットしそうなアイツ。
「オトモダチフィルム」戌亥とこ&御伽原江良
なんだよ。やっぱかわいいじゃねぇかギバラ。

ギバラの事を知らない人はなんで「ボケカスゥ!」などで切り抜きが挙げられる彼女が何故こんなにファンが多いのかわからない人も多いと思う。

この一生懸命、期待に答えようとする姿なんだよ。
普通のアイドルって、ファンが一方的にアイドルを応援するといった構造になっていると思う。
でもね、ギバラの場合は違うんだよ。ギバラ自身が推しに対してかっこ悪くても泥臭くても愛を表現しているんだよ、それを俺たちファンが応援する、という構造になっているんだよ。
ギバラは推しの対象でありながら一番の仲間みたいな感覚なんだよ。
どんな王侯よりも王侯なんだよシンデレラは。

(※個人解釈 諸説ある)

いつもの距離感よりも若干近い戌亥とギバラの関係にニヤニヤしながら戌亥の「はいはい会いたかったよ」で心肺停止してからの、ギバラのソロ「おねがいダーリン」。お前この選曲、やめ・・ばっか!お前!ファンを殺す気か!!!
いろいろトラブってその後のMCだとムクレてたのも愛おしい。
前述通りファンと同じ目線を持って活動を続けているからこそ、ファンへ精一杯ファンサを送ることができる機会を大事にしてるんだと思う。

さて。ここまで新規3Dが続いたらお前、わかるだろう?次、ピエロが来るぜ、と思い、ペンラを紫にしていると、
まさかのファンサの鬼、しずりんの「千本桜」
なんだ・・なんだこの・・・顔面ガード固めたら、腹殴られたみたいな・・・。
前回のMFでも知ってたけど、ほんとファンサが凄い。
いつものゲームのお姉さんとは違う、ファンに笑顔を振りまき、ファンに向けて歌うお姉さん。

流れから次はしずりんと誰かコラボするのかな、と思いきや歌のお姉さんの「God Knows」

もはや安定感すら感じる力強い詩子ママの歌唱力。やっぱ詩子ママはかっこいい曲が似合う。大人の女っぽさと子供っぽい可愛さが混じった詩子ママの魅力がぶっ刺さる。

ママからのママ。森中ママの「バレリーコ」。以前から歌配信や歌動画で上手いのは知っていたが、MFといい会場で聴く森中の歌声は想像以上に艶っぽくて澄んでいて綺麗。ずっと聴いていたい。子守唄ボイス待ってる。変にASMRとかこだわらなくても森中のイイところがスッと心に届く。

鈴鹿詩子、森中花咲、える「気まぐれメルシィ」 
イイネ!なんというか19年組の衝撃があった後に、にじさんじという母体を作り支えてきた可愛さや力強さを思いっきり叩き付けてきた感覚だった。

かっこよくてかわいくて大人っぽくて強すぎる。


「MESMERIZER」える

さようならケリン、成仏してくれ。ここでオリソンはマズい。死人がでる。前の曲でにじさんじ初期から追ってるファンの心を掴んで、この曲で握り潰…虜にする、と感じた。普段の配信からは想像もできない程にかっこよさを全面に出し歌声や画面を左右に歩き腕を振るえるさんが素敵すぎる。僕はものの見事に泣きました。(10分ぶりn回目の蘇生)

MCを挟んで、まちに待った力一「君は薔薇より美しい」 

かっけぇわ。動きや表情だけでなく、前説のフリや選曲、歌声まで完璧。

にじさんじの3D化において、よくファンの想像通りの動きを行えるライバーを適合者と表現するが、個人的にここまで適合したライバーははじめて見た。長い手足を軽やかに動かす姿はまさしく解釈の完全一致。

例の「変わった」コールに「下品ですわ!」って返したかったファンボファンガは俺だけじゃないはず。

一曲でフェードアウトし、(Rポーズしてくれなかったなぁ)と内心不満に感じたのを覚えているが、まさか伏線だったとは…。

まぁここまでくれば残るどちらが来ても死ぬだけなので、辞世の句を考えていると、
「あいがたりない」 月ノ美兎

ソロでやるのか、と驚きながらファンが見つめる中さすがの貫禄でシンプルながら完璧な演出をキメる我らが委員長。最後の「着席!」のタイミングが合いすぎてて背筋がゾワっとした。
翌日にデレステで発狂するとは到底思えない程に可愛い。


「林檎もぎれビーム」 月ノ美兎 樋口楓 える ジョー力一 鈴原るる 

あたまおかしなるでホンマ。

委員長、さっきの可愛さどこに行った。

でろーん、綺麗にハモるなぁ。さすが歌姫!

えるさんのその可愛さとカッコ良さと妖艶さと面白さの合わさった所ホントすこ。

鈴原課長くっそ楽しそう。ソロではしっとりとした曲調だったからか静かに動いていたけど、今回はずっと大きく腕を振り回し、大きくステップを踏んでリズムとっていて可愛すぎて、こっちまでニッコニコになる。

力一、オーケン似合いすぎ問題。普段の配信以上の声量で歌い切る凄さよ。個人的に今回のMVPエンターテイナー。力一発案だったの意外だった。

MCでメジャーデビュー発表からの
「MARBLE」 樋口楓

でろーんのかっこよさが際立つ曲調でありながら、でろーんが伝えたいこと、どんな気持ちで活動しているか、がズッシリとファンの心に刺さる一曲だった。


「dream triangle」 静凛 月ノ美兎 樋口楓

この曲さ、披露する度に進化してない?と感じるのは俺だけ?最初聴いた時はいい曲じゃんとしか感じなかったのに、回を増すごとに感じる印象が深くなっていくんだよね。聴いてるうちに今まで三人がそれぞれ配信してきた内容が脳裏にチラつく。


「Virtual to Live」 全員

知ってた。勝ち確。

Virtual to Liveを聴いて、歌詞をみて皆それぞれいろんな感情を覚えたと思う。または、どんな情景が想像できたか。

僕は歌詞の中でも「向かう先がそれぞれでも歩いていこう」という部分が好きだ。

言語化し難いんだけど、円が見えた。

例えばグラウンドに石灰で円を書く。

その円の縁にライバーが立って、円の外を見ているイメージ。

そこから彼・彼女達が一歩一歩外に歩みだす。その道はゲーム配信であったり、歌であったり、雑談であったり、企画であったり、様々なジャンルに分かれている。

でも決して、その道は真っ直ぐじゃない。

歌の合間にはゲームをしたり、一人で雑談したり、友達と馬鹿な企画をしたり。

円の外への道はそれぞれ方向は違うけれど、その先への道は真っ直ぐじゃなく、他の道とも絡まったり、時には並んだり。でも、その踏み固めた道はきっと他の誰でもない彼・彼女達だけの道になっている。

そういったイメージが浮かんだ。


だから、その曲を皆で歌うという事が、それぞれの道が重なった瞬間に感じられて余計感極まる。

そして委員長の「行きましょう」の一言。

ライブという形で重なった道から、それぞれの道を再び進み始めるという意味にとれてもうダメだよね、泣くよね。


■終演

毎っ回思うんだけどね。

にじさんじ、情報提供多くね?助かる。

アマゾンでライフ補充しておきますね。

地方民救済イベだけど、MFアリーナ、VtLサイド席を経験してニコ生TSも見た人間から一言言わせて欲しいんだ。Zeppは箱が小さいからこそ、モニターに近い場所で見れると思う。ニコ生でしか見たことない人は、一回現地行ってみてほしい。前のnoteに書いたが想像以上に「そこに居る」感覚を味わえるから。

ニコ生で満足、って感じてる人も是非一度検討してほしい。

一度味わったらニコ生じゃ満足できないようになると思う。

MFでサイド席やニコ生で、今回アリーナだった人だと余計わかっていただけると思う。

正直、ライブの当落の倍率上がるのは辛いけど、チケット倍率が上がることで、いちからや、他のV事務所に、様々なスポンサーに、Vはこれだけ人集めれるんだぞって伝わればその分一層、にじさんじが、V業界が盛り上がるらんだ。


退場アナウンスから衝撃と過剰な情報で記憶が曖昧なまま気付いたら外でタバコ吸ってた。凄い体験をしたぞという高揚感と、これを人に伝える時は何て言えばいいのか、という悩みが頭の中を延々と巡っていた。

現地組のみなさん、ニコ生のみなさん、対ありでした。

ユメノグラフィアいきたかったぁ。。


■フラスタ

椎名唯華

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御伽原江良

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鈴原るる

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