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作業爆速にするGPTsでゆとり時間!初心者のための作り方ガイド

ライティングを学んだけどうまく活用できない。
せっかく新しい知識を身に着けたけどすぐに忘れてしまう。
こんな経験ありませんか?

こういう時に活躍するのがAI、特にChatGPTのカスタム機能『GPTs』です。あなたが得たノウハウを生かせて作業の効率・質を格段にアップさせます。
また、公開されているGPTsはChatGPTのアカウントがあれば、誰もが無料で利用可能。

今回はGPTsの機能や作成法について解説します。


GPTsとは?その魅力を解説

GPTsは、特定の目的に合わせてカスタマイズできるAIツールでChatGPTの機能です。日常生活や仕事の効率を大幅に向上させる可能性を秘めています。

GPTsの基本的な特徴は以下の通りです:

  1. 簡単な操作性:専門知識がなくても、誰でも手軽に始められる。

  2. 柔軟なカスタマイズ:様々なタスクや業務に合わせて調整できる。

  3. 時間の節約:繰り返し行う作業を自動化し、時間を有効活用できる。

  4. 多様な活用範囲:市場調査、文書要約、コンテンツ作成など、幅広い分野で役立つ。

利用料金については、GPTsの作成には有料版のChatGPT Plusへの登録が必要です。ただし、他のユーザーが作成して公開しているGPTは、GPT Storeを通じて無料版でも利用できます。

具体的な活用例を見てみましょう:

  • 市場調査GPT:最新の市場データを自動で収集し、トレンドを分析する。

  • PDF要約GPT:長文の文書から重要なポイントを抽出し、短時間で内容を把握できる。

  • SNS投稿作成GPT:テーマを支持するだけで、ソーシャルメディア向けの投稿文を自動生成する。

これらの例からわかるように、GPTsは日々の作業を効率化し、新しいアイデアの創出を支援します。次の章では、実際にGPTsを作成する手順を詳しく説明します。

GPTsの作成手順

GPTsの作成は、以下の9つのステップで行います。初めての方でも、この手順に沿って進めれば、自分だけのAIアシスタントを作ることができます。

  1. OpenAIアカウントの作成 まず、OpenAIのウェブサイトでアカウントを作ります。GPTsを作るには、ChatGPT Plus(月額20ドル)への登録が必要です。料金プランを確認し、サブスクリプションに加入しましょう。

  2. GPT作成(GPT Builder)画面へのアクセス ChatGPTのサイドバーにある「GPTsを探す」をクリックします。次に、画面右上の「+作成する」ボタンを押して、GPT作成画面に進みます。

  3. GPTの目的を定義 GPT Builderに、作りたいGPTの目的や機能を具体的に説明します。例えば、「新商品のビジュアル制作を手伝うクリエイターを作る」といった形で指示を出します。日本語で入力できるので、思いついたアイデアをそのまま書き込んでみましょう。

  4. 名前と説明の設定 GPTに適切な名前をつけます。また、その機能や用途を簡潔に説明する文章を書きます。ここでの説明は、他のユーザーがあなたのGPTを見つけたときに表示されるものです。
    ここまでで自動的に作ってくれます。ここからはさらに改善を加える方法です。

  5. スタートの会話 GPT Builderに、想定される会話のやり取りを例示します。これにより、GPTの動作をより具体的に指示できます。実際の使用シーンを想像しながら、いくつかの会話例を入力してみましょう。

  6. 機能のカスタマイズ 必要に応じて、画像生成やウェブ検索などの追加機能を設定します。これらの機能を使うことで、GPTの能力をさらに拡張できます。

  7. Knowledge(知識)の追加 GPTに特定の情報や文書を学習させたい場合は、知識セクションでファイルをアップロードします。例えば、会社の規則や製品マニュアルなどを追加することで、それらの情報に基づいた回答ができるようになります。

  8. テストと調整 作成したGPTをテストします。実際に使ってみて、期待通りの動作をするか確認しましょう。必要に応じて設定を調整し、より使いやすいGPTに仕上げていきます。

  9. 公開設定 GPTを自分用に保存するか、リンクを送った相手と共有するか、GPTストアに公開するかを選択します。共有する場合は、適切なプライバシー設定を行い、個人情報や機密情報が漏れないよう注意しましょう。

これらのステップを順に進めることで、自分専用のGPTを作ることができます。次の章では、作る工程を実演します。

GPTs作成実演

この章では実際にGPTsを作ってみます。図解しますので参考にしてください。
まずは「AIにお任せの作り方」次に「手動でカスタマイズする方法」そして最後に「参照ファイル(今回はPDF)を読み込ませる方法」の3パターン解説します。

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