外出できない時だから相互レタッチが楽しい。
こんばんは、フリーランスフォトグラファーのまちゃるです。
コロナウイルスの感染拡大を防ぐため外出自粛が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こんな時だからこそ、「写真の勉強をしよう」という写真愛好家の人も多いのではないでしょうか。
そんな中、自分のインスタまわりでは「相互レタッチ」や「レタッチ希望」が人気のようです。
簡単に言うと、撮影したままのRAWデータをお互いに交換してレタッチし合う=相互レタッチ、SNS上にRAWデータを掲載して誰でもレタッチしてもらう=レタッチ希望 という感じだそうです。
実際に僕も知り合いのカメラマンと相互レタッチをやらせてもらいました。
上が知り合いのカメラマンさんのレタッチ、下が僕のものになります。
同じ寒色系のレタッチですが、エロさをプラスしたのが僕のになりますw
こんな感じで、他の人が撮ったデータを自分のテイストでレタッチしてみてもらったり、逆に自分のデータを相手はどのようにレタッチするのかを見せてもらうことで、レタッチの幅を少しでも広めようという練習になるかと思います。
ちなみにですが、RAW現像やレタッチに多くのカメラマンが使っているAdobeのLightroomやPhotoshopを使うと、どのようにレタッチしたのかがパラメーターで見ることができます。
(他のソフトでも後で説明するDNGという形式のファイルが読めれば、パラメーターが見られるかもしれません。未確認ですが・・・)
レタッチの際に使われるRAWという写真のファイル形式は、カメラのメーカーによって拡張子が違います(キヤノンなら「.CRW」や「.CR2」、ニコンなら「.NEF」など)
そこでAdobeが提唱して作られたのが「DNG」というRAWファイルの形式で、これを使うとどのようにレタッチしたのかがパラメーターの形で見ることができます。
↓DNGファイルを読み込んだところ。パラメーターが反映されています。
ちなみにですが、Lightroomでブラシを使った場合、そのブラシの様子も反映されるようです。
DNGファイルを作るのは簡単で、自分のレタッチが終わった時点で「書き出し」→「Lightroomプリセット」と進むと、「DNGに書き出し」という項目が出てくるので、これを使って書き出すだけでOKです。
このDNGを使えば、自分がどのようにレタッチしたのかが相手に伝わります。
JPEGで完成したイメージのみを送るのも良し、プラスでパラメーターをデータとして送るのも良しです。
外出自粛はいつまでになるのか予想が付きませんが、その間にできることはやっておこうと思います。
またいろいろなデータをレタッチする練習もしたいと思いますので、興味のある方は相互レタッチをしていただいたり、データをお借りできると嬉しいです。
よろしければご連絡お待ちしております。
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