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フィリピン紛争地帯での実体験から見える紛争やパンデミックの実態

2022年に勃発したロシア、ウクライナ戦争、そして
2023年に没発したイスラエルのガザ侵攻。
これらの紛争も全く例外ではなく、私が以前フィリピン
ミンダナオで約11年間の仕事経験で垣間見た紛争の実態
と、その成り立ちは違えど根底にある実態は全く同じ
であろうと言う事です。
国家と国家、民族と民族、宗教と宗教などが単純に
その対立構造だけで、戦争や紛争に発展すると言うことは
まずあり得ないと言って過言ではありません。
それらは要因に過ぎず、それらを巧みに利用して紛争や
戦争へと導いてきたグローバリストとも軍産複合体
とも呼び、総称してデイープステイトと呼ばれる存在
を抜きにしてそれらを語る事は最早ありえません。
以下、過去に記録したフィリピンミンダナオでの
実体験を再度転写致します。



紛争地帯で工場経営を経験して2020年に思う事。

2013年12月19日に投稿してました写真だけ
抜粋して再度投稿致します。
長文になりますがご興味あれば一読頂ければ
幸いです。

私は以前貿易会社を経営した時期の2002年から
2013年までの11年間、フィリピンミンダナオ島
ザンボアンガというところで、イカやタコなど
の海産物を買い付け、工場で刺身用商材などに
加工して日本に輸出、その後日本サイド
の本社で販売するという事業を行なってまいりました。

ザンボアンガというところは、ミンダナオの西部に
位置し、キリスト教徒が多くを占めるフィリピンで
最も多くイスラム教徒が居住する地域です。

ザンボアンガからマレーシアサバ州に向けて
スルー諸島といういくつかの島があり、
その島周辺がフィリピン国内で最もイカやタコ
の海産物が取れる地域であり、その為あえて
紛争地帯で治安の悪い地域を承知で工場を作り
経営を行いました。

当時日本人にあまり治安が良くないイメージの
マニラ在住フィリピン人に、ザンボアンガへ行って
仕事をしないかと誘っても、殆どが行きたくない
と答える様な地域です。

何故そうなったかですが、元々、多くを占める
イスラム教徒達が、スペイン、アメリカの
植民地支配から独立するため、独立運動を
行ったという事に端を発し、その後1970年代ごろ
から、フィリピン政府から独立自治を目指して
紛争を行う組織、モロイスラム解放戦線という
組織に変わり、2011年の9.11以降はビンラデイン
の流れを組む、アブサヤフというテロ集団へと
変遷を遂げて彼らの根城があるところ
であったためです。

私が初めて工場進出を検討してザンボアンガ市を
訪れた2002年10月17日、町の中心部ショッピング
モールに滞在していた時、突然人々がパニック状態で
同じ方向へ走って逃げ惑い出しました。私も仲間の
フィリピン人達とわけが分からず、兎に角その地帯から
避難をしたものです。

その後、町の中心部2箇所で爆破テロがあった事が
判明。今でもネットで検索すると、その日に6名死亡、
150名くらいが負傷したとの記録が確認できます。

普通ならそれで進出はやめよう、と考えるのが
普通の日本人でしょうが、そこからが私の変わり者
ぶりで、逆にこれだけ危ない地域であれば、競争相手
も少ないだろう、中小企業が生き残る為には
人がやらない事をやらないといけないと決めて進出を
決めました。

ところがやはり蛇の道は蛇というか、日本人の
ヤクザにも追われてフィリピンに来ているという様な
輩の先陣がおり、私の進出を嫌い恫喝を入れてきたり、
ついには自分が雇ったヒットマンを使い、私が雇った
ボディーガードを襲撃するという事件まで発生しました。
私はいなかったので難を逃れましたが。
今だからこんな事言える話しですが、当時は社員にも
下手に話しができない様な事件でした。

当然そんな地帯なので常に合法的に銃が持てる人間を
3名くらいは雇い、又その後も度々小さな爆破テロや
小競り合いの銃撃などがおこる地帯なので、ほぼ毎月
訪問する時はそれなりの覚悟をして行ったものです。
いつ襲撃にあったり、又爆破テロに遭遇しても
不思議ではないと。

又最初進出をするにあたり、人から紹介を受けて
2年間ほど現地のパートナーとなった人間は、元スルー
諸島の州知事を務めた右腕弁護士という肩書きの
男でした。

まだ私も若く当然そんな経歴がある弁護士で
あればきっと力もあり、いいだろうと思いパートナーとして
スタート致しました。
ところが蓋を開けるとこの男がとんでもないワルで、
一緒に食事をしたり、家を訪問して出てくる会話が
自分は過去に敵対する勢力の人間をどのくらい殺した
とか、誘拐をしたとか武勇伝の自慢話しばかり。

結局私はその男にも大事な運転資金を着手されたり
2年間散々な目にあいました。

その後なんとかその男との関係を断ち切り、形を変えながら
11年間の営業を行いました。

今思えばそれだけの期間よくやったと自分で自分を
褒めたくもなりますが、一つには多い時は数百名に
なった従業員の生活を矢張り支えてあげたいという
気持ちもあったからだと少なからず思います。
そんな独立自治などを目指して仕事が多く
ある地帯では決してありませんから。

それから時は経ち、2013年9月9日に和平に反対する
という建前で、イスラム武装集団が街の中心地を民衆を
盾に取り占拠。 数週間に及ぶ戦闘がフィリピン国軍
との間に行われ、おそらく双方1,000名くらいが亡くなった
と言われています。

私も訪問予定だった2日前に事態が起こり幸運にも難を逃れ
ました。 工場は戦闘地帯から2KMほど離れていたので
無事とわかり、幸い従業員の巻き添いもなく全員無事
ではありました。

その後暫く訪問もできず操業はストップ。
3ヶ月後の2013年12月にやっと訪問が実現。
その時写した写真がこれらです。

街の中心は霧散に銃弾で破壊され、多くの人々は路上に
テント生活を余儀なくされ生活していました。

結局私は翌年に工場経営の継続を断念、同じく色々な
難局が訪れ、日本法人も2014年年末に清算する結果に
なりました。

この大掛かりな戦闘を起こした男というのは、
実はよりによって私が最初パートナーとして
散々な目にあわされた男の元ボス、州知事の
ミズワリという男だという事もわかりました。

しかしその男は紛争で死んだわけではなく
その後どこかに行方を晦ましています。

死亡した多くはスルー諸島などの貧しい
青年達。 微々たるお金で雇われて戦闘に駆り
出されたものと推測します。

一連の事を現場で垣間見て、肌身として私なりに
わかった事は、紛争は意図して行われると言うこと
事です。

誰が何の為に?
州の独立自治を目指す為? キリスト教徒と
イスラム教徒の確執?

いずれも理由はそれではなく、少なくとも
私もキリスト教徒、イスラム教徒、半々くらいで
雇用をしていましたが特別彼らが仲が悪い
わけではありません。

一緒にご飯を食べに行き、普通にキリスト教徒が
イスラム教徒の横でビール呑んで、豚肉食べたり
もしていました。

時系列で見るとよくわかりますが、2001年9月11日
ニューヨークで同時多発テロが発生。
その後イスラム悪しというイスラム仮想敵国を
ブッシュ政権が捏造し、2003年にイラク戦争を
勃発するという流れに発展しています。

つまり私がよりによって爆破テロに遭遇しながらも
進出した時期から、このミンダナオも爆破テロ、紛争が
勃発する時期に突入しているわけです。

この頃から米軍も対イスラム過激派を撲滅すると
いう事で駐留。 スルー諸島で掃討作戦などを開始。
米国からフィリピン政府への軍支援金なども
拠出されています。

つまり私は想定しますが、欧米軍産複合体が動き
予めイスラム過激派集団を工作を行い作り上げる。

米国政府からのお金を期待して、フィリピン政府の
政治家、国軍のトップなどが協力し、又このミズワリ
という元州知事なども敵と見せかけ、裏では
つながり紛争を作り上げる。

支援で拠出されたお金を色々な人間が群がり
ハイエナのごとく分け前を頂く。

これが真実であると認識しています。
ワルの弁護士と付き合いわかりましたが、崇高な
理念など彼らにはかけらもありません。

元は軍産複合体が武器の消費を促し、武器製造
販売を円滑にする。という事以外に理由は見当た
らないでしょう。

その後も2017年にミンダナオ、マラウイという
ところで同じような紛争が発生しています。
この時はISISが行ったと目先が変わっています。

方や今年起こった世界と日本の実情、コロナパンデミック
にも同じ構図が私には見えます。

武器の代わりにそこに介在するのはワクチンとして。
医産複合体の姿が垣間見えます。

つまりフィリピンで度々おこった小さな爆破テロ、小競り合い
は緊張状態を維持するもので、同じ事が度々メディアで
報じられる、捏造された感染者数とクラスター発生と
いった人々の恐怖を維持する報道と同じと言って過言では
ないでしょう。

最終的には大きな紛争に導くもの、
又ワクチンをより多くの人間に摂取させる為の仕掛けとして。

私は当時、フィリピンでの出来事はある意味、フィリピン
の政治家は腐敗をしておりしょうがない、日本とは
異質なものと思っていました。

しかし今年はっきり認識した事は、日本の全てとは言わず
とも多くの政治家レベルはフィリピンと大差ないだろう、
と残念ながら実感した事です。

それだけ巧妙に世界を支配してきたデイープステイトの存在が
網の目の様に巧妙に世界を支配してきた事であると
とつくづく実感する次第です。

フィリピンでの出来事などは主にブッシュ政権からオバマへと引き
継がれた軍隊複合体を活性化させる事が主体となりますが、
これがトランプという存在の出現でうまくいかなくなった。

そこで形を変えて、戦争の代わりに薬(ワクチン)を使い
世界を混乱させ、利益を上げる事に舵取りを変えた。
これに人口削減という恐ろしい目的も加えて。

私の見立てが全て正しいかどうかはわかりませんが、
少しでも多くの方にこの世界支配者の構造を理解して頂き、
ワクチンだけにはノーと言って欲しいと切に望んでやみません。

最後まで長い文章をお読み頂きありがとうございました。


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