OSJ奥久慈トレイル50km(という名の61km)感想
五年前リタイアした奥久慈トレイル50k(と言う名の61キロ)、100mileを完走した後もずっと心に引っかかっていた大会でした。
残してあった宿題をやりにまた奥久慈に戻ってきました!
この大会とにかく「キツくてアツイ!」
東北民泣かせの大会、前回は激しいアップダウンの連続で熱中症になりリタイア。
今回は五年前より走力が上がってきているので戦えるはずと思いエントリーしました。
レースに向けての練習
今回の問題は走力とか暑さではなく、農繁期で5月は全く山練ができない…。練習できるのは夜のみ…、なので今回もFUJIと同様にトレミのジム練中心で長めの閾値走とジムのLesmilesのバーチャトレで心肺トレーニング
ロードも全然走ってないので耐衝撃部分がネックなので後半のロード部分はポール使用して足を温存する作戦。
補給食はANDOとセブンのわらび餅がメイン、あとはパウダー麦茶とパウダー経口補水液。
プラス塩熱サプリで熱中症対策。タブレット型の経口補水液も持ちましたが味が合わなかったので試すべきでした。(今回は農作業で時間無し)
装備品もFUJIの時でだいぶくたびれたので一新してザックはサロモンのADVSKIN12、アルトラローンピーク8、この2つも時間がなくてテスト出来ませんでしたがロングセラーモデルなのであまり心配はしてませんでした。
結果この2つともレースにハマってくれました、長く売れるのにはやはり訳がある。
レース振り返り
スタート〜持方集落(第1関門)
奥久慈のキツさをいきなり味わえるセクション。スタートダッシュでトレイル入り口まで進み渋滞回避、今回は定員割れもあったのでいつもほど渋滞時間も無かった様ですが例年は30分以上ロスする部分。
そして流れに乗ってアップダウンの連続、シングルトラックなのでペースは自分で選べない、まさにインターバルが続く。白木山の急登を越えるとエイドがある。奥久慈初心者だとココでもう削られるので上がった心拍数を整える練習はしてきた方が◎。
持方集落〜龍神大橋(第2関門)
ウォーターエイドをはさみ龍神大橋へ向かいます。龍神大橋を12:00前にスタートしないと次の関門が間に合わなくなってくる設定なので重要なセクション。アップダウンのインターバルを続けながら落ちてくる人を拾えるくらいのペースが必須。スタートからトイレ行けずに持方💩タイム、15分ほどロスしたので少し前をプッシュしつつ進む。
だいぶ足が削られるトレイルですがロードに出ても龍神大橋まではジョグペースでもラン必須、そしてそのままに龍神までの登り階段を耐える。五年前の経験でロードでポールを出して後半の為に温存しつつ進みました。
龍神大橋〜竜っちゃんの湯(第3関門)
龍神大橋では私的サポートも受けれます、地元の方々なのかすごいエイドを用意しておられて味噌汁をいただきました。(ありがとうございました)水分や補給食などをリセットし長居せずにスタートを心がけました。
第3関門の竜っちゃん乃湯♨️までの関門時間をどう節約するかが完走に大きく関わってきます。登りはとにかくパワーウォーク、下りとフラットはジョグペースでも良いので走る(結局どのセクションも下りとフラットは走れないとタイム的には厳しくなる)
途中のウォーターエイドで2回目の💩タイムでかなりのロスしましたが(笑)頑張って下りのロードを進み関門時間まで1時間以上のアドバンテージを取れました。
竜っちゃん乃湯〜持方集落(第4関門)
ココからは今回の新コース、ノーマル奥久慈では下り基調の10km林道でしたが、距離が伸びてアップダウンのあるロードになってます。ココも登りはパワーウォーク、下りとフラットはジョグ(ポールを使って足温存)この辺りで山練出来なかった影響が出始め右前腿あたりがビクビクしてきました、2RUNを流し込み胃腸も食べ物受け付けなくなってきた所にANDO、わらび餅を無理矢理流し込む(この状態でも食える物を用意しておくと◎)
このセクション結構距離がある様に見えますがロード下りをしっかり走るとラスト時間に余裕ができます。
途中でウォーターエイド(コーラ有)と峠越えで謎のおじさんエイド🤣(何故かタバコ🚬勧められますwとぬるめのコーヒー☕️)がありました。タバコは遠慮してぬるめのコーヒーいただきました。
その後ラスト関門へ
持方集落〜ゴール袋田の滝
ココまで間に合えばゴールはもらった感
怪我なく進む事を心がけます。
とはいえキツかった第1セクションを逆走するので足にもキてるし大変、みんなゾンビの行進状態w
ラスボス月居山まではまたアップダウンのインターバルリターンズ。
なかなか現れないラスボスにウンザリしながら進み月居山もやっとパスしてゴールへ
五年前の宿題がようやく終わってホッとしました。
エピローグ
しかし!農繁期の合間を抜けてきた自分はまだゴールではなく帰って残りの田植えが待っておりましたw
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