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母の言葉

先日、友人と話をしていた時のこと。

子どもが学校に行きたがらない、と言っていた友人の話を聞き、昔、母に言われた言葉を思い出しました。

私、こう見えて(どう見えて?)、小学校6年生の時と中学3年生の時にいじめられていました。

小学校の時のいじめの理由は、
・私の前にいじめられていた子のことを私が一緒に無視しなかった
・何でも学校であったことを母に話すから
でした。

とはいえ、この時は、途中から助けてくれた友人がいたので、卒業までは楽しく過ごすことができました。

ちなみに、その助けてくれた友人たちとのその後のエピソードがあり、会社員の時の先輩たちが大好きな物語となっています 笑

そして、中学3年生の時は、実は中学3年生になると同時に転校しており、転校先の学校に馴染めなかった、というのが大きな理由。

この時は、精神的にも参っていて、今で言う「うつ病」のようになっていました。

だから、平日の朝は起きると頭が痛い、おなかが痛い、となって学校に行けない。
でも、行かなくていい、となると痛みがなくなる。
という状況でした。

そんな時に母が私に言った言葉。

それは

「今(中学生)は、義務教育だから、行きたくなければ学校に行かなくていいよ」

この言葉には、正直驚きました。

でも、この言葉のおかげで、すごく気持ちが楽になって、学校に行くことができるようになり、無事に卒業。

そして、高校はできるだけ、中学校の同級生が行かない学校を選び、そこで本当に楽しい3年間を過ごしました。


改めて、やまと式かずたま術で振り返ってみると、私は性格的に真面目だし、人に染まりやすいところがある。
それに、「こうあるべき」を強く思いやすいところもあります。

ところが、母は、やってみて決めれば良いじゃん、の性格をもともと持っていて、さらに、結婚後の数のエネルギーで、終わり良ければ総て良し!というさらにポジティブエネルギーを身にまとっていたんですよね。

もちろん、母も色々と悩んだこともあると思いますが、それでも、総じて母のポジティブな考え方に私は救われました。

親子で違う数だからこそ、補ってもらうことができたのだと思います。


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