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TAKUMI NEXT 2021 レポート(商談会/ポートランド・米国)

2022年2月17日に米国・ポートランドのバイヤー「Portland Japanese Garden」とのオンライン商談会がありました。本格的な日本庭園を有し、市内を見下ろすワシントンパーク内のウエストヒルズに位置しています。茶道や生花のデモンストレーションやワークショップを開催していて、地元の住民やポートランドを訪れる人々に都会のオアシスとして静寂の場を提供しているそうです。

商談時間は前回同様30分。オンライン商談会はZOOMで実施。参加者はバイヤー、JETROスタッフ数人、JETRO通訳、私でした。前回の記事はこちらからお読みいただけます。↓


オンライン商談会の内容

ミーティングの流れは以下の通りでした。

1. 事業者の紹介
2. バイヤーからの質問
3. 事業者の回答
4. バイヤーからのフィードバック

▼ バイヤーの質問

1. 仕上げに使う塗料は何か
2. カタログなどあるか
3. 卸価格はいくらか

▼ 事業者の回答

1. ウレタン塗料
2. オンラインカタログ「Brandbroom」を見てみてください
3. カタログ上にある。サイズも載っている

このようにバイヤーからの質問にシンプルに答えました。通訳しやすいシンプルで明確な日本語を使うことが重要です。また、こちらからも質問してみました。

▼ 事業者から質問

1. お店で取り扱っている商品はどのような価格帯か。
2. こちらの商品の価格帯はいかがか。
3. 日本庭園ではどのようなイベントを行っているか。
4. 日本の文化やアートはどのように見えているか。こちらの作品のどこが気に入ったか。

▼ バイヤーの回答

1. お土産価格30~40ドル。夏のアートショーでは日本中から作品を集めて1000ドル規模のものも売れる。
2. 価格は相応だと思う。ユニークだしストーリーがある。展示でストーリーについて話すことが重要だと思うが、ギフトショップにはそこまでのスペースはない。
3. 茶道(日本で作った茶室をそのまま設置)など。
4. 豪華で美しい。作品は一つ一つが宝石のように輝いており美しい。

▼ バイヤーからのフィードバック

得意にありませんでした。

まとめ

今回は直ぐに商談成立とはなりませんでした。商品には興味を持っていただいたようでした。受注に至らなかった原因は価格かなあと思っています。ショップで普段取り扱っている商品が30〜40ドルというところに、こちらの商品の販売希望価格は80〜90ドル。約2倍の価格差です。ただ、夏のアートショウでは1000ドルの商品も動くのだとか。もしかしたらその辺のタイミングで声を掛けてもらえるのかなあと淡く期待しています。


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