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エストニアワーキングホリデーを友達にお勧めしない理由【3選】

 エストニアに住んで一か月と半月が過ぎました。実は友達や後輩がエストニアにワーキングホリデーで行きたいです。と言ってくれています。嬉しいことです。誰かに影響しているって幸せですよね。はい、でもめっちゃ色んな人にエストニアワーホリに反対しています。今実際にワーキングホリデーしている僕からお勧めしない理由三選。

1 英語を勉強しに来るところではない

 エストニア人は英語を話せます。よしなら、英語の勉強環境に適しているはずだ。これがエストニアワーキングホリデー前の僕の単純思考です。実際、英語はどこに行っても必要だし、使います。でも、ここでは英語を話しているのは母語話者ではないのです。つまり、お互い非母語で話します。英語をある程度話せたり聞ける人だったら、練習の機会として最適だと思います。でも、全く話せない人にとっては地獄です。理由は3つです。
 
 1つ目は自分の知っている単語であっても相手が知らない可能性があります。もちろん逆も然り。言い換えを必ず考える必要があります。
 
 2つ目はネイティブはある程度レベルを合わせてくれますが、非ネイティブは自分の英語を話すしかありません。母語特有の訛りや話す文法的な癖もあります。特になまりが難しい。
 
 3つ目、相手が英語を話せることを前提として話しかけてくれます。英語話せるすごいね!なんて、誰も言いません。だって、みんな話すために当たり前に勉強してきたからです。

 英語がある程度できる人ならおすすめです。ZEROから英語を勉強したい人は英語圏に行きましょう。表記も英語はあまりないです。あ、ワーホリ用の語学学校もないので自己流で勉強するしかないです。

標識 エストニア語

2 生活費まったく安くない

 来る前の僕。東ヨーロッパだし、小国だし、発展中だし、生活費安いだろ。月10万円あれば生活できるだろ。あはは。違いました。普通に日本より物価すこし高いです。外食すると10ユーロ(1500円)ぐらいはかかります。普通のレストランでも。ホテルは1泊安くて30ユーロ(4500円)ぐらいかかります。日本のビジネスの方が安い説。ビールも500mlで1.5ユーロ(200円)。これも日本と同じくらい。家賃はドミトリー的なところで200ユーロ(30000円)から。光熱費は夏で70ユーロ(10000円)冬で90ユーロ(14000円)ぐらいです。ここまで聞いたら安くないこと分かりますよね。でも、給料はいいんでしょ?そんなこともないです。最低時給が4ユーロ80セント(750円)です。平均月収も17万円程度です。正直で生活するのが簡単ではないです。実際、今、私の人生史上最大の金欠に陥ってます。貯金残高4桁。仕事始めるまでの書類手続きに時間がかかり、家も借りれずホステル暮らしなので仕方ないです。6月からは仕事始められる予定です。たぶん。不安。準備をしっかりしていたら、大丈夫なのでノリで来るのにはお勧めしません。

ジャガイモは安い 私の主食

3 人と会う機会作らないと無いよ

 この過去のNote見た人ならお分かりだと思うのですが、人と会わなくて軽く鬱になりました。この国ではワーホリは浸透してないし、その外国人コミュニティがあるわけではないです。そして、2020年に受け入れを開始したばっかりなので情報も少ないです。学生という身分なしに学生のイベントに参加するのも勇気がいります。実際は参加できました。え、ワーホリって普通どうやって友達作るのだろう?何もしなかったら(受け身だったら)、なにも始まらないのがエストニアワーキングホリデーです。人はみんな優しいので、こっちから声をかけると返事はほぼかえってきます。自分から行動できなくて新たな場に参加するのが億劫な学生にはお勧めしません。環境がもっと整った国に行くべきです。

大学の学際の運営になんとか参加した

まとめ お勧めしない人の特徴

 以上をまとめると、英語力0でお金もあまりなく、準備もしてなくて受身な人にはお勧めしません。でも、どれかひとつでも違ったらエストニアに来ることを全力で応援します。来てほしいです。待ってます。実際私は、受身な人いがい全て当てはまります。でも、なんとかなんとかワーホリできてます。前途多難な石井のワーホリライフご声援よろしくお願いいたします。 あいた

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