マイコン博物館の展示物たち その1 アップル][
先日、青梅にあるマイコン博物館まで行ってきた話は書いたのですが、そこで撮ってきた写真を少しずつ紹介していきます。
青梅のマイコン博物館に行ってきた
あまりに沢山の展示物があり、中には写真を撮ったもののそれが何なのかわからないものもあったりするのですが、まずカテゴリ別に撮ったままの状態で並べておきます。今回は私の最も愛するアップル][です。
APPLE][(無印またはスタンダード)
私が使っていたのと同じモデル。厳密にはいくつかの種類があるのですが、そこは基板を見ないとわかりません。私が手に入れた時点ではまだ純正ディスプレイが発売されていなかったような気がしますし、わざわざお高い純正を手に入れていたこと自体が貴重です。
APPLE][ PLUS
搭載しているROMに入っているのが10K BASICになったのが PLUS。PLUSのロゴは黄緑色。日本では J-PLUS が出たので PLUS は珍しい。
APPLE//e
//eからは日本向けの機種はなくなってしまいました(ヨーロッパ向けはあった)。これは一般的なテンキーなしモデル。結構長い間売られていてバリエーションも多いのだけど日本では貴重。
こちらは後期型のテンキー付き。りんごのロゴは右端に移り機種名はシンプルな表記に変わっています。
初期のクローン
最初の頃は実に多くの会社からクローン(コピー品)が出たのですが、その出自を追うのは難しいです。クローンを作るための情報はオープンだったので誰でも作れそうなものですが、電源とキーボードは同じにするのは無理で、そこに個性が出ます。
互換機
アップル社も徐々にクローンに対して対策を始めましたが、互換機の登場を止めることは出来ませんでした。これはかなり有名な互換機で //c をベースにしていますね。
博物館には APPLE I もあるのですが、たまたま行った日はNHKでの取材に使うということで展示されていませんでした。まあ APPLE I は CHM でたっぷり眺めているので、もう一度見なくてもではあるんですが。APPLE 関係の話は以下のマガジンも読んでいただければ幸い。
Apple][ 回顧録
やはり日本の博物館なのでアメリカの会社のものは弱めです。APPLE][も J-PLUS を始め //c や IIgs が無いのは寂しいです(私は持っていますけど^^;)。本当は棚から出して背面や、蓋を開けて基板の写真とかも逐一撮影したかったのですが、それをやりだすといろいろ迷惑かもしれないので遠慮してしまいました。展示物の資料は作ったほうが良いので、私ではなくてもどなたか撮影していただいて公開してもらえるとみんなでハッピーだとは思います。
これらの写真、少し傾いていたり余計なものが映っていたり、色が暗めになっているものが多いので、資料で使えるように加工したら載せますね。さて、次はどの辺りの写真にしようかな。