バブルでGO! - 昔の日本製家電は凄い!?
ここのところ、パラマウント+がアマゾンで配信されるようになったので、スター・トレックたちを観るのに忙しいのですが、続けて観過ぎたので気分転換に懐かしい邦画を観てしまいました。たまたま目に付いただけなのですが「私をスキーに連れて行って」などで有名なホイチョイの映画のひとつです。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
公開はリーマンショック直前の2007年、その時代からバブル花盛りの1990年にタイムワープするお話です。主演は阿部寛と広末涼子、脇を劇団ひとり、伊武雅刀、そして薬師丸ひろ子が支えます。邦画らしいちょい役としてバブル時代を象徴する飯島愛、飯島直子、ラモスや小野ヤスシも登場します。どうして洗濯機が出てくるかはともかく、2007年から見たバブル時代を懐かしくも面白おかしく描いています。
既に2007年からも15年以上が経過し、バブル時代は30年以上も前になりましたが、最近の円安であるとか利息のある時代なんていうフレーズの基準点がバブル時代なので、時代の変わり目に何が起こるのかなんて思い出してみるのも悪くはありません。
映画が描くバブルの実相とメンタリティー<4> 『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』~バビロン再訪#21
私にとってのバブル時代は、大学生だった筈なのにシステム開発の納期に追われ、当時の合言葉だった「24時間働けますか」を地でいっていました。あまりに忙しくて街に繰り出すなんて考えられず、この時代のテレビや流行を殆ど知りません。情報はもっぱらインターネット(まだjunet時代)頼りなんですが当時のネットは文字しか扱えないので、音楽も動画もタイトルしか流れてきません(画像を見るのにテキスト化された圧縮バイナリをツールで切り出して変換するという時代)。浮かれていた世間とは隔絶された生活をしていたので懐かしいも何もありません。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
この映画の主要キャラである阿部寛も薬師丸ひろ子も同い年で、ちょっと連帯感があります。盛んに登場するお台場や六本木は、バブル以前は馴染みのある場所で(高校生の頃じゃん!)、そういえばフジテレビがお台場に引っ越したのは1997年だよなと、当時の自宅の近所だった河田町時代を思い出します(見学は何度か行ったけど出演したのは一度だけ)。
監督の馬場康夫氏はホイチョイの主要メンバーで、ホイチョイ自身はスピリッツの「気まぐれコンセプト」で知った覚えがあります。
ホイチョイ・プロダクションズ
気まぐれコンセプト
何と言うか、いわゆる業界アレコレの4コマ漫画なんですが、浮ついたミーハーな世界でゴハンを食べる人たちの日常や、ちょっと皮肉めいたネタを楽しんでいました。我々の世代からは少し冷めた目で見ていたアニキたちの世渡りを楽しんでいたのかな。
オマケですがホイチョイの方とは良くわからない御縁があって、まさにバブルの頃、システム開発をしていた会社の駐車場が二段式で下の場所が彼の車だったようです。車を出し入れする時に、一時的に動かして自分の車を上げ下げするのですが、車内には台本や、ときには花束なんかも置きっぱなしで、直接お話したことは無いのですが、お仕事大変なのねと感じていました。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 特報
ヘッダ画像は、Copilotに頑張ってもらいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?