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ハードディスクの健康診断

以前にも書いたNASですが、小さなデスクトップに裸族のスカイタワー 10Bayを2つ、USB3接続で使っています。これで本体のSSDとDVDドライブに加えて20台ものHDDを収容しています(今はたまたま1台分空いています)。

最初はスカイタワー毎にドライブをきちんとグループ化していたのですが、交換しているうちに、そこは混ざってしまっています。まあ片側が壊れたとしても、ドライブ自身は一緒に逝かないとは思うので、組み直して1グループは使えるようにできるとは目論んでいます。

これだけあると定期的にドライブを交換する必要に迫られます。仮に平均的な寿命が3年だとして平均的に壊れるとすればだいたい50日ごとに交換する羽目になります。実際には今のところ、もっと寿命は長いようですし、壊れるときにはまとめて壊れる傾向があるのですが、それでも年に数回は入れ替えています。そのたびに容量の大きなものと交換するので、全体としてはじわじわと容量は増えています(現在、合計で約120T)。ドライブのセール品を見つけるととりあえず買っておくという感じです。

基本的に3台で組を作るので、3台ごとに同じ容量のドライブが必要ですが、一つのドライブを分割して使う場合もあります。原則2の倍数Tのドライブだと管理がしやすいです。今の主流は8Tですね。3Tとか6Tがあると組を作るのが難しくなります。ドライブを分割するとドライブレターが増えてしまうので、あまりたくさんはやりたくありません。Windowsの困ったところで、事実上24個くらいしか使えないので、既にギリギリです。

急に壊れてしまうと困るので、定期的にドライブの健康診断をして、次はどのドライブを交換するかを悩んでおきます。経験的には暑い季節よりも、温度が下がりはじめた秋にトラブルを起こすことが多いので、そろそろと思いドライブの情報を集めてみました。

健康診断結果

セール品ばかりなので、なかなかメーカーが分散しています。ここのところ故障が減ってきているのは良いのですが稼働時間が長いものが増えてきていて、10万時間(10年以上!)に迫るドライブもあります。1台ヘルスが注意になっているのは気になっているのですが、読み書きに何らかの兆候はでていないので使い続けています。

ドライブの壊れ方にもいろいろあって、これはメーカーごとに癖があるのですが、スパッとダメになるケースと、何だかアクセスに時間がかかるようになるケースが有って(恐らく再シークとかが発生しているのでしょう)、調子を見るためにCrystalMarkでベンチマークもしておきます。このベンチはあくまで使っている状態の数値なので、ドライブにより残り容量も違いますし、断片化の状態も異なるので、ドライブ自身の性能ではありません。この数値が悪いようであれば、トラブルの前兆かもしれませんし、少なくともバックアップ用に回してメインにはしないようにします。結構、差があるものですね。

徐々にですが全体の容量も増えてきたのと、NASのPCで使っているWindowsServerのサポート期間が終わってしまうので、本体のリプレースも考えないといけません。たまたまデスクトップが1台、引退したので、切り替えようかとも考えているのですが、次はWindowsServerでなく普通のWindowsでもいいかなとも思っています。また裸族のスカイタワーもだいぶ年季が入ってきたので、USB3.1のものに取り替えたほうが少しは速くなるのかなとも悩んでいるところです。

これだけの容量なので、ローカルにこだわっていたのですが、最近はクラウドもあるので、試しに使ってみたら、なかなか調子が良かったという話は次の機会に書くつもりです。

2022-10-13 追記

クラウドベースのバックアップの記事も書きました。


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