回復期病院で2年間理学療法士として勤務して学んだ本当に大事なこと④ 〜悩むと考えるを分ける〜
こんにちは。小腹にナッツって最強だよなとつくづく感じている理学療法士の竹中かずしです。
本日は悩むと考えるを区別して認識しないと、やたらと時間を使ってしまってまずいよねという内容を書いていきます。
悩むと考えるは明確に違う
普段あまり意識しないかもしれませんが、悩むことと考えることは全然違います。私の周りを見ても悩んでいるなーと思う人が多いですし、自分も昔はそうでした。
では、考えると悩むは何が違うのか。下の図にまとめました。
簡単にいうと、悩んでいるというのは同じようなことを頭の中で何度も浮かんでは消えて、また浮かんでという状態です。
反対に考えるというのは、頭の中でぼやっとしていることが言語化され、思考が前に進んでいる状態です。
分かりにくい人もいると思うので具体例を出しましょう。
例えば、上司のAさんはいつも自分と話す時に無表情だから、自分のことを嫌っているんじゃないかと思ったとします。
その時に、
「どうしよう。明日もAさんとは話さないといけないのに。このまま嫌われてたら話も聞いてもらえないかもしれないし、そしたらこの仕事も滞ってしまうし」
などと悩んでいたって何も解決しません。
なぜならAさんは自分のことを嫌っているのかすら明確な事実ではないですし、それによって話を聞いてもらえないなんてもっと不明確です。
こんな状態がいわゆる悩んでいる状態なのです。
悩むのではなく考えるにはどうしたら良いのか?
では、悩むのではなく考えるためにはどうすればいいか。
結論から言います。
自分の頭にあることを紙に書き出して、現状を認識する。
その上で具体的な行動を決める。
これだけです。
例えば上の例でいくと、Aさんが自分のことを嫌っているのかは実際に分かりません。
もしかしたらあまり感情が表に出ない人かもしれませんし、お互いにあまりどういう人か知らないから話す時にぎこちなくなっているだけかもしれません。
では、どうすれば良いか。とりあえず頭の中で考えていてもぐるぐると同じことを思考していることが多いため紙に書きましょう。こんな感じで。
書き出したら自分ができることを考えてみます。
例えば、Aさんの人柄をあまり知らないことについての具体的行動は
・雑談してみて相手のことを知る
・その人の性格を周りの先輩に聞く
とかです。
そうすれば後は自分ができると思ったことを実行するだけです。
悩みとは、やるべきことが明確でないことにより生み出させることが多いです。
そのため、
現状を認識する。
→自分ができそうな行動を決めるまで思考を進める。
→実際に行動する。
このサイクルを回していけばやるべきことは明確になり、悩みは確実に減ります。
紙に書くことの有用性
先ほど思考する時に頭の中にあることを紙に書きましょうと言いました。ここでなぜ、紙に書くと良いのかという補足をしておきます。
頭の中で考えようとすると自分の思考が客観的に捉えられません。そうすると、視野が狭くなってしまい、正しく現状認識することが難しくなってしまうからです。
そして、正しく現状認識できなければ的確な行動も考えられません。
「なんとなく疲れてるなー。とりあえずパチンコ行くか。」としてしまったら疲れているのを解決することはできないですよね。
「疲れてるなー。昨日少し睡眠不足だったからかな。昼間も眠くなることもあったからな。」と現状認識できれば、早く帰ってスマホをあまり見ないで寝よう。などともう少し効果的な解決策を考えることができますよね。
ぜひ何か考えるときは紙に書いて客観的な目線で現状をとらえるようにしてみてください。
まとめ
・考えると悩むは別物
・考えるためには、紙に自分の思考を紙に書いて現状認識し、その後具体的行動まで落とし込む
・紙に書くことで客観的な目線で認識することができる
今回も読んでくださってありがとうございます。少し文章がまとまらなかったのは許してください。
文章書いて今後も鍛錬していきますので暖かく見守ってもらえると嬉しいです。
今後もよろしくお願いします。では、また!
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