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回復期病院で2年間理学療法士として勤務して学んだあなたに伝えたい大事なこと③ 〜組織の強みを活かす〜

 皆さんこんにちは。先週末は東京にいく予定だったのですが、潰れてしまったので家で本を読んで引きこもっている竹中かずしです。


今日は組織にいるからこそ得られる強みを活かすというテーマで書いていこうと思います。



組織の強みは先輩がいること


 働く上で現代はフリーランスという選択もできる時代になってきました。しかしながら組織に所属することで得られることもやはり大きいなと感じたので今日はそのことを書いていきます。

 組織に所属すると必ず先輩がいます。そのため、仕事上で分からないこと、悩むことがあった時にすぐに質問できるのです。

 当たり前ですが、これは組織に所属する大きなメリットだと思います。
 


 自分は入職一年目のときは本当に分からないことばかりでした。


 臨床では、実際の患者さんの接し方、体への触れ方、リハビリをプランニングしていく上での考え方。
 また、人に分かりやすく伝えるときの伝え方、誰かに物事をお願いするときの配慮、悩んだときの対処の仕方。

 その中で困った時にすぐに誰かに頼ることができる環境って素晴らしいんですよ。Google先生に聞いても分からないことも経験を積んでいる先輩達からならアドバイスがもらえるんです。

 だからこそこのメリットを生かさない手はないと思います。
 「困ったら先輩に聞いて頼る」
これはどんどんやっていくと良いと思います。



先輩は分からないことを発信してほしい


 先ほどは組織にいることの強みは、困った時に先輩に聞くことができると書きました。

 しかし、そんなに頻繁に先輩に聞くことは相手にとっては迷惑なのではないか。そう思う人もいると思います。

 これは実は違うのです。
 
 先輩達は後輩に対して早く仕事を覚えて組織の役に立ってほしいと思っているので、むしろ分からないことは放って置かずにどんどん聞いてほしいと思っています。(たまに例外の人もいますが)


 例えば、部活をやっていた時に新入生が入ってきて道具の片付ける場所が分からなくてフラフラしていたらどう思いますか?
 

 いや、フラフラ迷ってるくらいなら誰か知っている人に聞いて早く片付けてよ。

 そう思いませんか?

 それと同じです。先輩達は、後輩が困って一人で悩んでいる時間があったらそれを発信して頼ってほしいのです。
 
 先輩は後輩が何が分かっていないかなんて分からないですから

 その方が先輩としては結果的に仕事は滞りなく進みますし、部下の様子も把握できてありがたいのです。




教えてもらったら自分の言葉に変換する


今までで、先輩は後輩が困ったらそれを発信してくれた方がありがたい。だからこそ分からないことは積極的に聞いた方が良いという話をしました。


そして教えてもらう中でもう一つ大事なことがあります。

それは、
教えてもらったことを自分の言葉に変換して確認する作業をする
ということです。


例えば、書類の作成で

「ここの欄には患者さんの今の状態のこと。こっちの欄には今後の目標を書きます」

そう言われた時に

「はい。分かりました。」

と返すのでは不十分です。どうするかというと

「じゃあこの欄は、今は病棟内は車椅子で移動しているというように書けばいいですか?」

自分の理解したことを自分の言葉に変換して再度相手に確認した方が良いです。

 そうしないと相手の意図とこっちの理解が乖離してしまうことが少なからず起こる可能性があるからです。

 また、自分の言葉に変換することで自分の理解度が上がり、頭に残りやすくもなります。


 もしそのすり合わせができていないと実際に作成してから再度やり直すことになってしまい、お互いにとって時間のロスになってしまいます。



まとめ


・組織に所属する強みは困った時に頼れる先輩がいること
・先輩達も後輩が何が分からないのか知らないため、困ったときはどんどん聞いて頼った方が良い
・教えてもらったときは自分の言葉に変換して確認することで自分の理解度を上げる


 こんな感じで今日は組織に所属することの強みとその活かし方について書いてみました。
 少しでも参考になったなと思ったらぜひ実践してもらえると嬉しいです。


 今回もお時間作ってこのnote読んでくださって、本当にありがとうございます。
 少しでも皆さんの日々の生活に生かすことができ、人生を前に進める手助けになれば嬉しいです。

 今後もこの学んだことを言語化するシリーズを書いていこうと思っているのでよろしくお願いします。



#竹中かずし #学んだことシリーズ #日記 #理学療法士

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