見出し画像

自分のビジネスゴールについて

ここではコーチングを学ぶ中で、私自身のビジネスゴールを抽出したプロセスを書こうと思います。ゴールを自分のWant to(本当にやりたいこと)に根ざした且つ現状のリソースを無視したときにギリギリ到達できるラインに設定するために、ワークを実施しました。そのワークの中で如何に自分がHave toでやることを決めていたか、リソースや前提を元に現実的なラインで到達可能ラインを決めていたかがわかりました。

ビジネスのゴール(2024年1月1日時点)を設定したプロセス

1.子供時代の夢について考え、その職業の素晴らしさを語る

まず、子供の頃の夢を1つ挙げます。私の場合は「キムタクみたいな検事」でした(笑)完全にドラマ「HERO」の影響を受けて小学5〜6年生の頃になりたい!と思っていた職業でした。最終的には高校受験で国語の成績が全く伸びずに法学部を諦めてしまい法律への夢を断ってしまいました。
その夢を2人1組になった相方に共有して、その夢が如何に素晴らしい職業かを語ってもらいました。

相方となった人は、「キムタクみたいな検事」が如何に社会的に意義があり、無くてはならない価値を社会にもたらしているかを様々な角度から語ってくれました。逆に相方となった人の子供時代の夢を私が語りました。そこでわかったことは、あまりその職業について知らなくても有る事無い事妄想することは可能で、それを聞いた本人が気づいていない気づきも与えることができるということでした。

2.今世で絶対にやりたくない職業について語る

続いて、今世で自分が絶対にやりたくないと思っている職業を1つ挙げます。私にとって今世で自分が絶対にやりたくないと思っている職業は「市役所の職員」でした。その市役所の職員が如何に素晴らしい職業なのかを相方に3分間プレゼンしました。すると、以下のようなキーワードが次々と出てきます。

  • 利益は出ないが絶対に誰かがやらなくてはならない職務

  • 社会的に弱い人にも寄り添ったサービスを提供する

  • 地域のコミュニティづくりなども担い、孤立する人たちを救っている

上記のような内容が自分の口から語られる中で、「市役所の職員って大事な役割果たしてるやん!」という気持ちになりました。逆に相方が絶対にやりたくないと思っている職業についても聞きましたが、活き活きとした表情で語っていて本当にやりたくないと思っているのか疑うレベルでした(笑)

3.現状自分が考えている2024年1月1日までに成し遂げるビジネスのゴール

今の仕事において2024年1月1日までの約8ヶ月の中で、自分がどのようなことを成し遂げるのかを考えました。先程までのワークでは色んなことを好き勝手言えていたのに対して、ビジネスのゴールとなると色んな責任やリソース状況などが重くのしかかってきて表情がこわばっていました。。。
予算を今の◯倍にする、◯人を採用するといった現実的なラインがいきなり出てきてさっきまでの勢いはどこにいったんだと、、、

4.全く状況を理解していない人が自分のビジネスゴールを設定してみた結果

自分が考えるビジネスゴールを相方にシェアして、それを(何も詳しい状況を知らない)相方が好き勝手ゴール設定しました。すると、自分が言っていた予算の3倍くらいは行けるんじゃないか、その予算を達成するために理想の組織状態を定義して会社に提案するといったものが提案されました。確かにリソース足りてはいないけど色んな人の力を借りれば行けなくはないラインだな〜というものがたくさん見つかります。逆に相方のビジネスゴールも好き勝手に設定するといくつか刺さったものがあったようで「確かに!」みたいなリアクションが見られました(笑)

5.3と4を加味した2024年1月1日までのゴール

自分1人で考えた現実的なラインでのゴールと相方に好き勝手設定された内容を加味して新たなゴールラインを設定しました。すると、以下のようなゴールが設定できました。

  • 理想の組織の形を定義して会社に提出、4月からその戦略に基づいて採用戦略を実行できている。

  • 予算を◯億まで上げられるような組織にする。

  • 事業部のリーダーにコーチング機能を付与する。

  • コーチングスクールを卒業して5人クライアントに持つ。

自分1人ではブレーキをかけてしまって設定できないような高いゴールが設定できました。また、その前提には自分がやりたいWant toに根ざした要素が散りばめられており「やりたい!」と思えるような内容になっていました。このように自分1人では現実的なラインでのゴール設定しかできないが、コーチがいることによって1つ上のレベルに引き上がったものが設定できるということを実感することが出来ました。

これから

今回のワークで自分のビジネスゴールを設定することができました。ただ、設定されたゴールは既存の延長線上で引き上がったものに過ぎず、最終的に到達したいと思うラインから逆算したものとは異なる可能性もあると考えています。そのため、人生を通してどのような使命を全うしたいのか、その使命を全うする上で5年後にどのような状態でありたいのかを定義したいと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?