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経済優先の解除判断に騙されるな

【新型コロナ菌感染拡大】
2020年5月21日。
関西三都市である
大阪、兵庫、京都において
緊急事態宣言の解除となった。

それは基準をクリアしたから。

でも、世界各国を見渡すと
感染者数が過去最高人数を
記録し、今も尚、感染拡大は
続いている様子が伺えます。

果たして解除時期は適切なのか。

【経済優先の解除】
自粛を要請するんだったら
要請者が減収、減益となった
赤字部分を保証しろ!という
考え方が根強い印象を受ける。

日本政府も、その考え方だが
国民の利益 < 支援者の利益 で
支援者の利益 ≒ 日本政府の利益
つまりはお金を出したくありません。

日本政府も、支援をしていない人、
投票をしてくれなかった人々や、
批判をしている人の支援をしない。
逆に支援者には手厚く保証をする。
自分自身が日本政府だったとしても
それが当たり前だと思うかも。

「イジメられている自分自身が
応援してくれる人の支援をして
何が悪いんだ?
イジメたあいつには支援をしない。
当たり前じゃないか!
それだと風当たりが悪くなるから
やってる感じ、頑張ってる感じを
出して、表向きにアピールしとこ」

そんな感覚かもしれませんね。

緊急事態宣言については
宣言を出す、出さないの判断は
日本政府が行うものとするが、
発令自体は各都道府県知事任せ。
権限は都道府県知事にあるから
保証の請求は知事によろしくね!
というのが日本政府の考え方。

専門家会議では第二波が来ても
対応ができそうな地域から
解除の判断をされています。

【第二波前提での解除】
緊急事態宣言が解除となり
それはコロナ禍の終息!!
と勘違いをする日本の姿が
TVでもラジオでも電車でも
なにか間違った様子を感じる。

明らかに街中の人々は増えた。
電車の混み具合も増えている。
リモートワーク、テレワークを
解除する会社も増えた気がする。

第二波が来る前提を作ってでも
1日でも早く解除をしたい!
という気持ちは抑え込めず、
終息の兆しが見えた時点で
解除の判断をしてしまった。

これ以上、保証はできない。

経済活動を優先した判断でしょう。

【解除の時期】

感染拡大が始まった2月や3月。
北海道でクラスターが発生。
その人が四国に菌を持ち帰り、
大阪の京橋のライブハウスで
菌をバラマキ、感染が広がった。

実に1人が持ち込んできたものが
死者700人を越える騒ぎになった。
今の状況って、どうだろうか?

その1人で抑え込めた時期と
感染者は似ているかもしれない。

あの時、完全に抑え込める期間で
みんなが意識をしていれば、
たったの1ヶ月で済んだ話が
私も含めて、みんなは動いた。
都道府県や他国の往来を止めず、
結果的に数ヶ月規模に繋がった。

新型コロナ菌の新規感染者が
0人を記録して2~3週間後の解除が
適切な時期であったと私は思います。

発症までの潜伏期間が2~3週間。
中には1ヶ月後に発症する事例もあり
感染者の8割は症状が出ないなら、
知らないうちに保菌者となっていて
感染拡大を広げているかもしれない。

【働き方改革の促進】
新規コロナ菌感染拡大により
リモートワークやテレワーク
という新しい働き方が生まれた。

これまで、その重要性は
問われても、なかなか実施できず
試す機会もなかなか無かったので
貴重な経験を私たちはさせて頂いた。

ネット回線の通信速度の問題、
機密情報等のセキュリティ問題、
契約ギガ数の問題や、PCの有無。

あらゆる問題点もありましたが
それを乗り越える力を持っています。
困難には立ち向かう力があります。

この新しい働き方について
確立させて、新しい時代へと
進めていくことができるはず。

緊急事態宣言を解除したことで
過去に戻そう!昔のままで …
といった古い考え方を持ち続ける。
どうして新しい時代に進もう!と
どうして新しい働き方を受け入れず
元に戻そうとしてしまっているのか。

私にはわからない。

【令和維新の始まり】
令和という時代が終わり、
次の天皇になる頃合いには
この新型コロナ菌感染拡大で
掴むことができた新しい社会は
後に、歴史の教科書に載り、
" 令和維新 " と呼ばれるような
新時代の幕開けを今、生きている。

各都道府県がYoutubeであったり
各地方TV局を使って情報発信、
Twitter等のSNSでの発言力が増し
文春砲が放たれたら政治家も動く。

国民の声が届く実感が無かったので
誰に投票しても、選挙に行かなくても
どうせ日本はなにも変わりはしない!
という思い込みもありましたが、
自分の1票や、コメントによって
より良く変えてくれるかもしれない!
という期待感に変わりつつあります。

【これからの日本】
令和維新を進めていくには
コロナ禍という時代を生きる
私たち、1人1人の意識改革と
行動がとても大切な鍵です。

この時代をどう生きるのか。
この時代をどうしていきたいか。

創造したい未来の青写真や
ビジョンを想い描きながら
自分自身と対話をしたり、
仲間や家族と共有したり。
そんな時間を作ってみては
どうでしょうか?

みんなで、より良い社会を
みんなで、より良い現実を
作り、生み出していきましょう!

鉄人☆松井一矢

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