【詩のようなもの】始発電車

人肌の温もりが恋しいのは
心が満たされていないから
ゆきずりのまま抱かれても
それは身体が火照るだけで
心は満たされることはなく
逃げるように始発電車の中
うつむきながら冷たい雫が
また頬を伝って落ちて行く

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