【詩のようなもの】愛しさ
いつからか気づいてしまったの
あなたの優しい嘘に
あなたに会うと
心の中の言葉が 喉元で消えてしまう
まだ あなたを愛しているから
その笑顔 その声 その温もり
離したくない
離れたくない
このまま二人息さえも忘れて
朝を迎えられたら
そんな事さえ願うほどに
愛おしさが苦しい
いくら心に問いかけても
心はあなたへの『愛しさ』しか答えてくれない
それでも あなたが幸せになるなら
私がいない事で幸せがあなたに近づくなら
心の中の片隅にある言葉が
少しずつ大きくなる
でも心と頭は
嘘ばっかり 嘘ばっかり
泣きじゃくって
縋り付いて 別れないって言いたい
でもね 願いは本当だよ
あなたの幸せは 心から
そっと そっと消えてしまいたい
私との思い出だけでも
あなたの心に残してくれるなら
最後に嫌な女にはなりたくない
だから だから そっと
そっと消えるね
忘れないでね
思い出だけは 持っててね
嫌だけど 泣きたいけど
ありがとうね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?