【詩のようなもの】不倫

バックミラーに映る
君の後ろ姿 遠ざかる
もう二度と会えないと
死ぬまで 死んでも
会う事はないと
気づいた時 ハンドルを叩き泣いた
カチカチと鳴るファザード音
帰る場所があるのに
帰りたくないこの気持ち
待つ人がいるのに
俺の罪は どう償えば良い?
純粋な心をふたつも傷つけて
自分の心の痛みを
悲劇のヒロインの様にしてる
汚い男……
きっと帰れば良い夫を演じて
きっと明日になれば
良い上司を演じるのだろう
神様がいるのなら
償いを 罰を与えて欲しい
別れの悲しみは
俺には甘すぎる罰だから

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