【詩のようなもの】君のつむじ

いつもの朝の駅のホーム
君と手を繋ぎ電車を待つ

君の方を見ると
いつものつむじが見える
見慣れたつむじ
つむじさえ愛おしく思えるなんて
つい吹き出してしまった
不思議そうに見上げる君

電車がホームに滑り込む
いつもより空いている
二人並んで座れそうだ
君の顔がゆっくり見れそうだ

秋晴れの青空が
少し冷たい風を頬を撫でた

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