【詩のようなもの】帰り道にて

ただの偶然だった
隣を歩く君
自然と歩く速度を緩めて
君に合わせる
たわいもない会話
それでも記憶に刻まれてゆく
帰る方向が一緒な事
帰るタイミングが一緒だった事
そして二人きりな事
神様  ありがとうございます
『なんかニヤけてない?』
そりゃ顔にも出るよ
『俺 こっちだから………』
『コラ ちゃんと送れよ 暗い夜道だよ』
ダメだニヤけてしまう………
いっそバレてくれ この気持ち

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