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花にまつわるお話

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四季折々の花が好きでよく愛でたり写真を撮りに出かけます。 その私の主観による好みも偏っていますが、そんな好きな花の写真や、その花にまつわるお話なども書き散らす素人の散文。
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記事一覧

花の当たり年と裏年を思う

例年ですと、新緑で山が笑い転げている頃からしばらくは、私は白八汐(しろやしお)こと五葉躑…

Kazuo Yoshida
4か月前
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鳴神山は低山ながらアカヤシオの花咲く上州の名峰

Kazuo Yoshida
5か月前
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新緑の京 東山

ひとつ前のnoteで、この時期の京都への帰郷について触れました。 この時期の帰郷時の楽しみの…

Kazuo Yoshida
5か月前
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染井吉野と神代曙 そして山桜

今日4月7日日曜日は早朝こそ雨が残っていましたが、日が高くなるにつれ青空に。光に満ちた花見…

Kazuo Yoshida
5か月前
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神代曙は満開(神代植物公園)

Kazuo Yoshida
6か月前
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足下になずな輝く小春日和

3月14日。月曜日の冷たい雨風が嘘のような麗らかな小春日和。 力強さを増す陽射しに、足下…

Kazuo Yoshida
6か月前
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山茱萸 あるいは はるこがねばな

天皇誕生日による三連休の中日、久しぶりの晴天となった土曜日は、郊外にロードバイクでサイクリング。その帰路、神代植物公園を訪れました。 お目当ては梅園で、そのお目当ては期待通りだったのですが、まず目についたのは山茱萸のどこか気品を感じさせる花盛りでした。 基本的に花は白色のものが好きな私ですが、早春の、光が満ち始めつつも冷たい空気を彩る黄色い花も心に響きます。 山茱萸は「さんしゅゆ」という何やら詩情を感じさせるその語感の故に記憶に刻まれている。 元々は中国原産の樹木で、薬の原

季節は巡って節分草

とタイトルを書き出して、一年前も確か節分草のnoteを書いていたはずと調べてみると、全く同じ…

Kazuo Yoshida
8か月前
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蝋梅の早い開花と侘助椿

二十四節気では小寒の一月六日の連休初日。 心拍を上げて血流を促し、鈍った身体と脳の澱みを…

Kazuo Yoshida
8か月前
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ヤマハハコ fresh or dry?

9月2日の土曜日。6月10日以来、実に約3ヶ月ぶりの登山として、谷川岳の西黒尾根というところ…

Kazuo Yoshida
1年前
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魅惑的な「植物と歩く」展 ー 練馬美術館

天気予報で大気が不安定とあり、昨日に引き続いてロードバイクで走ることを断念した日曜日。開…

Kazuo Yoshida
1年前
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桔梗と桔梗紋

定期的に京都に帰郷をしています。 この梅雨の時期には、雨で元気な苔の庭を愛でることが楽し…

Kazuo Yoshida
1年前
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盛りを過ぎて尚美しき哉

Kazuo Yoshida
1年前
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ひと足お先に半夏生