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いじめの話 6 SNS Facebook

SNSっていうふうにざっくりくくってしまうと、それぞれのイメージが大きくばらけてしまうので、まずはFacebook

あんまりない。
あっても対応が難しくない。

いじめや誹謗中傷はかなり少ないと思う。
っていうか、あるとしたら、悪意に満ちた攻撃ですね。
適切に対応しましょう。
必要なら、他人の手を借りましょう。

昨日書きましたが、匿名性と空気感によって、誹謗中傷やクレームの発生率は変わります。

空気感そのものはFacebookにも攻撃的なものもけっこうあります。これは感覚的な話しですが、Facebookの場合には『攻撃されている』『私のこと言ってる』という被害妄想を生む土壌ではあると感じます。なので、上記のような相談を受けることもあります。
しかし、しっかり話すと『攻撃しているつもりは全く無い』場合が多いです。残念ながら、もちろん例外もありますが。

そして、基本的に実名。実名なので、自分の発言が自分に返ってきます。それはブーメラン的に、言ってること違うじゃんだけでなく、『あいつみっともないことしてるなぁ』的な評判という形でもしっかりと自分に跳ね返る恐れもあります。アカウントがひとり一個しか持てないのも実名の信ぴょう性を高めいます。
さらに言うと、ローカル感。物理的な距離の地域ではなく、友達や友達の友達といった距離感がローカル。いきなり全く何の接点もない人から、えぐったメッセージはなかなか来ない。
あと、細かいことを言うと、Facebookのアルゴリズム。近しい人、関係性が深い人を優先的にタイムラインの上位にもってくるので、遠い人に起こっている情報にはリーチしないし、リーチされない。

Facebookの場合には拡散範囲が友達か、友達の友達程度。Facebookページに来るクレームも手繰っていけば、友達の友達の友達くらいです。
なので、『うわ、やばいメッセージが来ちまった』というときには

アカウントを検索する
投稿をチェックし、思想や投稿や人となりを自分なりに確認

その人の友達を見る

共通の友達や、仲間との関連性を見る

本当にどういう人なのかを確認

という作業で対応します。

そうすると誹謗中傷主、クレーム主を直接知らぬとも、共通のまともな知人から、どんな人かを確認できるので、すごく楽。『あいつ、やばいっすよ』とか『あの人はちゃんとしてるんで、話せば伝わります』とか、誹謗中傷主に対して的確だと思われるアドバイスをもらいやすく、安心できます。個人が特定できるプラットフォームゆえですね。

正直、Facebookのクレームですごく気に病むことはあまりないと思います。

ただ、いろんな情報に対して、『あ、それ私のこと言ってる』という自意識過剰になってしまう方は注意しましょう。ぶっちゃけ、あなたのことを他人はそんなに気にしていません。大丈夫ですよ。安心してください。


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