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いじめの話 1 いじめ脳について


私は元いじめっ子でした。
しかも、かなりのいじめっ子でした。
逆にいじめられたこともありますが、いじめた方のが圧倒的多数だったと自覚、および自戒しております。

いじめをしたくなる本能

いじめは世の中から、なくなりません

少年期はもちろん、会社でも、大人になった日常生活でも、どこかに必ず存在しています。
人間が生き抜いていくため、あるいは人間が心地よい社会生活を営むために脳は進化してきたと考えております。もちろん、未熟なまま残ってしまっている機能や、目的に対して不完全な機能もたくさんありますが、きっと人間に残されている脳の機能というのは良かれ悪しかれ、なんらかの理由があって現代の私達にも受け継がれているというのが持論です。

いじめをしたくなる脳、いじめをしてしまう脳の要因は2つあると推測しています。
それはドーパミン型いじめオキシトシン型いじめです。
どちらも人間生活というか、生物として必要な脳内物質です。
哺乳類だけでなく、爬虫類、鳥類、魚類にもドーパミンやオキシトシンは存在します。調べてみて驚きましたが、なんと昆虫にも。脊椎動物ならオキシトシンとドーパミンの両物質は存在するそうで、もはや生物としての根幹に関わるシステムのようです。

後述するが、ざっくりとだけ。
オキシトシンは愛しいものを守る。LOVE。
ドーパンは喜びを得る。JOY。
どちらも素晴らしいもの。

そんなLOVE&JOY。その両物質による悪しき面、つまりダークサイド・オブ・The オキシトシン&ドーパミンがいじめ。脳内物質による作用と副作用

しかし、動物がいじめをするのか?魚類がいじめをするのか?というとけっこう定義が難しいと思います。そもそも、いじめという定義は何なのか。

いじめ(虐め、苛め、イジメ、英:Bullyng)とは相手に苦痛を与える行為であり、悪質な場合は傷害罪、暴行罪、強要罪、侮辱罪に相当する犯罪行為となる。

人間が行動を規定するためのシステム、法。
そのシステムにおいても様々な罪をもって、いじめをやめさせようとしている。
しかし、なくならない。
理性いう脳が人間自身を規律するための仕組みにおいては、逆にいじめを生み出したり、加速させる場合もある。理性によるいじめ、これがまた恐ろしい。

今一度、いじめの定義をみると、相手に苦痛を与える行為とあり、いじめを感じる側は相手。主体と客体において、いじめを定義できるのはいじめられる側だけなのである。
これはハラスメント全般にも言えることで、セクハラやモラハラは受けた側、訴える側がハラスメントを規定する。

逆にSM行為などは相手との信頼関係によってのみ成り立つものなので、いじめはハラスメントにはなりにくい(ならないとは言えない)。加えるとSMはする側もされる側もドーパン系だと考えられるので、気持ちいい。LOVE&JOYですね。
親が子どもにSEXしているところを見られると、
『お父さんがお母さんをいじめてた!!』
と子どもが思ってしまうこともあるそうです。LOVE&JOYも第三者から見るといじめの場合もあると言うことですね。

話が脱線しそうなので、続きはあした。


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