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日本の麻雀って、役と翻のバランス悪くないですか?

タイトルを語るまえに前置きを。

こんにちは。わたしはたまに麻雀エッセイを書く医療従事者です。最近、中国麻雀(国際公式ルール)にすこしだけハマっています。

中国麻雀は役が81種もあるのですが、日本のリーチ麻雀のように1役ではあがれません。数ある役を組み合わせて8役(8点)以上を狙います。

そんな中国麻雀をプレイしていて関心したのが、殆どの役が『難易度に応じた処遇』を受けていること。日本の麻雀に比べて「役と翻のバランス」が優れていると感じています。

例えば日本の麻雀だと「チャンタ安いよね」という声を聞きませんか?

赤ドラが当たりまえの現代麻雀では、チャンタの処遇は昔のままで、役の価値が相対的に下がったままです。個人的にはチャンタだけでなく「役と翻」の是正が必要なのではと思える役がいくつか浮かびます。

そんな日本の麻雀の役のアンバランスさを、中国麻雀を介して「是正の参考材料にしてみては」と思い、こんな記事を書いています。ええ、ヒマ人の考えることです。

前置きが長くなりました。


チャンタ以外で「役と翻」が不釣り合いな有名役といえば、二盃口と三槓子でしょうか。

麻雀研究というサイトによると「二盃口」の出現率は0.05%で、ダブルリーチ(0.19%)を下回る数値でありながら、たったの3翻。構成できる組み合わせは、清一色のような一色に限定されていないにもかかわらず、出現率は清一色よりも下回っていて、そのお値段は…とても安い。

「三槓子」においてはもう…。

出現率は役満御三家(四暗刻・国士無双・大三元)よりも低いとされる0.005%。なのに『驚異の2翻…‼』

もう役満でいいでは?

あまりにブラックな待遇すぎて、これじゃあまだブラックバイトのほうが…orz

兎に角、日本の麻雀は「役と翻」が見合わない。そこで不相応しいと感じる翻数を個人勝手にいじってみました。異論は認めます。


二盃口:3翻→7、8
(平和やタンヤオと複合すれば倍満b)

三槓子:2翻→
(ホントは役満でも、中国麻雀では32点と高打点)

チャンタ:2翻→
(鳴きで1翻食い下がり)

純チャンタ:3翻→4、5
(門前三色で跳満を狙えるように)

混老頭:2翻→
(対々和込みで6翻、役役が付けば倍満b)

小三元:2翻→
(役役込みで6翻、ホンイツ絡みで倍満b)
(中国麻雀では役満待遇)

三暗刻:2翻→4、5
(中国麻雀に則って、現状の倍に)

三色同刻:2翻→
(中国麻雀だと三暗刻と同列だけど、出現率の観点から8翻に)

タイトル趣旨とは違いますが、個人的に『鳴き一盃口』とかあっても面白いと思います。個人の経験ですが、北海道の一部雀荘で出会ったルールでして、三暗刻のように、一盃口の部分だけが門前であればOKとか。戦略が広がります。


さて、ここまで長々と語ってきました。

中国麻雀は役こそ多いのですが、役と翻の整合性が概ね取れているので、ある意味、初心者にこそふさわしいルールな気もします。点数申告もシンプルです。

「符計算がイヤなんじゃー‼」と悩む方はぜひ中国麻雀に興味を持たれてみてはいかがでしょうか?

日本でのプレイ人口?そんなのは知りません。


そんな中国麻雀は、都内で遊べます。その雀荘で人生初の「九蓮宝燈」をあがりました。

鳴きが当たり前な中国麻雀では、日本ルールより、九蓮の出現率は低いとか

でもこれ、中国麻雀では正式な九蓮にならないんです。日本でいう「純正」でないと単なる清一色止まりという…。

でも、形は九蓮のそれなので、よしとしますb

だからこうして「生きて」noteを書いているんでしょうね。九蓮と認められていたらホラ…。

では。


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