はじめに

はじめに

「君には好きな本がありますか?」

夜が更けるまで夢中になった小説やマンガ、ぼろぼろになっても手放せずにいる絵本、宝石のような色彩溢れる写真集。未踏の地を旅する冒険も、遠い星々の彼方で輝く人生も、甘い恋愛や過酷な現実、そして輝かしい未来すら、無限に広がる想像の世界でどこまでも人は自由になれる。そんな本の持つ面白さと可能性に、私は強く惹かれて仕方がありません。

読書家と胸を張れるほどではないけれど。それでも、本の面白さを伝える何かをしたいと思いました。この世界には素敵なものがたくさんあることを、自分の言葉で語りたいと考えました。

だから、タイトルは『君と語りたい本がある。

このマガジンでは、著者も時代もジャンルもバラバラ、ただただお気に入りの本を、文章とイラストを交えながらご紹介いたします。「本が好き」という形のない感情を整理すること、そして価値のある形にすること。それが記事を書く一番の目的であり、かつ、本の面白さを少しでもお届けすることが私の願いです。

もしも、記事を通じて本に興味を持って頂けたら、ぜひその本を読んでみてください。きっと、私と君の感想は違うはずです。

だから読書は面白いのだと、私は思います。

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