雨の日も風の日も

出掛ける度飼い猫のミケが背中に飛び乗ってのスキンシップが日課だった。それは毎日雨の日も風の日も。大人になって僕が社会人になっても。一人暮らしをするようになって寂しく感じる。ミケはもういなくて。最後を悟ったのか、ある日姿を消した。だからいつも出掛ける時、背中の重みを懐かしく思う。

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