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部下ジョーを愛でる③

こんにちは!

引き続き、佐久間マリさんのインタビュー記事をお送りいたします。

今回がラストとなります。

佐久間さんはとても謙遜なさっていますが、興味深い内容となっていますので、ご興味ある方は是非!

  ◕~  ◕~  ◕~  ◕~  ◕~  ◕~

一夜目はキャラクターについて、二夜目はストーリーについてお聞かせいただいたのですが、本日はざっくばらんに諸々とお聞かせいただこうと思います!

K
堂道物語の作中に出てくる人たちの名前はもちろんですが、その他にも、物の名前や、セリフの言葉選び、あと名言など、とてもユニークで思わず笑っちゃうのですが。

たとえば、

「ゴロゴロキウイ」「ドロドロトマト」。
堂道家のペット メロンちゃんとか。

どこから湧いてくるのか、いつも不思議なのですが。

S
なんでそんな名前つけたんだったかな?

ゴロゴロキウイは、実際に私が飲んだものだったような。忘れました。(笑)

ドロドロトマトは、キモかわいいなと思ってつけました。

メロンちゃんもそうでしたが、あまり考えずに適当に決めます。
その時、目についたものとか。

K
ゴロゴロキウイ🥝実際あるのですね😂

そして、メロンちゃん誕生の瞬間には、目の前にメロンが転がっていたりしたのでしょうか⁉️

S
なかなかすんなりコレというのが浮かばない時は、逆に狙って行きません。滑るので。

K
あー確かに。
身に覚えありです‼️😂← 経験済み。

S
加古と牟樫は、一応考えてたらスッと思いついてヨッシャーと思いました。

堂道の名前は、他と被らないような名前をと思って考えました。 

K
堂道夏至って、絶対他の小説にも実社会にもいなさそうですよね!
もしいたら、会いに行きたいです(笑)

S
糸の下の名前はなかなか決まらなくて、確か、、Twitterで始めた時は違う名前だったかもしれません😅

K
そうですよね。確かそうだったと。。

確認のために、佐久間さんのツィートを遡って調べたのですが、名前を変更しますとツィートされたのが、2021年3月8日でした。

前の名前が何だったかは調べましたがわからなくて、繭ちゃん?とかだったような、違ったような。。。

S
お話を書く時、まず会話をだーっと書き出してから間を埋めていく書き方をするので、セリフはわりと、掛け合いのテンポの中から自然と生まれてくるかもしれないです。

K
ほほー会話をまず、だーーっ、、ですか!

S
堂道とか糸のセリフは、それ単体でポンと浮かんできて、そこを中心に組み立てたりもしますが、羽切さんとかはその場の産物です。

K
たとえば堂道だと、

「そうだな。ただのオッサンをイケオジと錯覚するくらいには暗くしないとな」
「違う違う、違うけど。キミ、ウキウキしすぎよ?」
「ウチのバーチャルワイフはできた女だ」
とか。

いとちゃんは、

「今、堂道のくせにって、全読者を敵に回しましたよ」
「心配になるくらいには、まだ好きです」
「ソレ普通に恋愛できますやん」とか、
「そこは、俺がグルグルに縛ってやんよォ!」😂

羽切さんはグッとくる名言多しですね。

「あるあるだよね! ゴールド免許無事故無違反、その心は! 運転しないから!」
「玉響さん、君が免許取ったのは、何のためだったんだっけ?」

そして元は絶対にヒーローキャラなのに、女装までさせられて‼️胸まで揉まれた⁉️🤣

S
羽切さんは、もっとスマートなイケメンのはずだったのに、たまに面白いこと言う&する飾らないイケメンキャラになってしまいました🤣

K
いつもネタ帳とか持参して、思いついたら即座に書きしたためたりされているのですか?

S
思いついたら、できるだけメモるようにしてます。📝
メモせずいたら思い出せなかったり、寝ながら考えてたのは大抵起きると忘れてます。(笑)

K
あるあるですね!
そして思い出そうとしても、閃いた時のまんまではなかなか思い出せない!

S
言葉遊びとか、韻を踏んだりするのが好きで、リズムも大事にしています。
オンラインノベルって、会話文が命だと思うんですね。

K
テンポやリズム大事。わかります!

S
情景描写なんて読み手さんにすれば、ほとんどいらなくて読み飛ばしておられる箇所で、表現とか描写は書き手の自己満足だろうなと。

だから、会話多めで、トーク内容も端的におもしろいものになるよう心がけています。

K
なるへそーー。。
確かに、どこを切り取っても面白いです。
金太郎飴か⁉️😂

あと私は、堂道物語からイメージした画像やシルエットを、エブリスタに載せているのですが、それは大方、佐久間さんが描かれている情景描写が参考になっていると言いますか、、

勝手に頭に映像が浮かびます。😂

それが私の、画像、シルエット劇場の始まりかもしれません。(笑)

すいません!
私の話は置いておきましょう!!

K
佐久間さんの今までの作品は切ないお話が多いですが、今回ラブコメに挑戦しようと思われたのは、何か理由がおありですか?

S
書いたら、できた話がコメディでした🤣

K
なんと‼️🤣

しかし、堂道のようなパワハラな奴は、シリアスにすればマジのパワハラストーリーになりそうで😅。
ラブコメで良かったと思います🤣

K
確か私の記憶が正しければ、1番最初は、他サイトでパイロット版で執筆されていましたよね。

そこからエブリスタ連載を始めようと思われたのは、佐久間さんの中で長編連載できる見通しが立ってきたからでしょうか?

物語の大枠ができたから、とか。

S
そうですね、
その前はTwitterで呟いただけでした。

そこから妄想が順調に広がっていって、、

noteで5話まで書けたあたりで、連載小説にできそうな自信が持てたので、エブリスタで本腰を入れてやろうと思いました。

K
えーっとですね、、、
佐久間さんのツィートを遡ってチェック致しました‼️😆

⭐️2021年3月5日  なぜか急にバツイチ嫌われ枯れ上司とOLの話が書きたくなりました。

⭐️2021年3月6日  妄想が止まらないを久しぶりに体感してます。(noteでパイロット盤で連載開始)

⭐️2021年6月6日  なんとなく見通しが立ったので改稿しつつエブリスタ様で連載始めました。(エブリスタで連載開始)

すっかり私は、佐久間さんのストーカーですね。(笑)

K
連載を始められた時から、堂道がヒーローになるという確信はあったのでしょうか?

私、何度も言っているのですが、最初、キュンする要素ゼロ!と思っていて(笑)、ゲインロス効果か、キュンとした瞬間、あれ?私なんかおかしくなった?と思いました。😂 

S
(笑)
最初は要素的にヒーローになれる器ではなかったですが、そこはもう根性でどうにかカッコよくしてやろうとは思っていました。(笑)

だから、まずは糸に感情移入してもらおうと思いました。

K
まずは外堀から埋めていこうという作戦ですね! 

S
あと試験的に、アンチヒーローとしての堂道が、どこまで踏ん張れるのかという挑戦の気持ちもありました。

K
なるほど。。
個人的に、堂道の初登場はとにかく強烈でした😂
と同時に、ヒーロー⁉️大丈夫⁉️😅と思っていました。

K
そして、佐久間さんの挑戦は身を結び、堂道はアンチヒーローから、非・正統派ヒーロー🦸‍♂️へと、のし上がるわけですね!

「その後」はもともと書かれるつもりだったのでしょうか?

「部下に手を出すー」で終わりというのは考えてはおられなかった?

S
その後は最初は考えていなかったのですが、毎日投稿に少し疲れて。

一旦区切りたいなと思い始めていた時に、「その後」のタイトルを思いついたので、ちょうどいいところで一回終わらせました。

続編というよりは第一部と第二部といった感じです。

最初から、最後のシーンは結婚式かなと思っていたので、そこまでは書くつもりでした。

K
私的には、「部下に手を出すー」は序章で、「その後」が本編といっても良いのではと思っていて。

それ位に、「その後」は、「部下に手を出すー」を遥に超える秀作だな、と思っています。

同じく「1000日ー」は考えておられたのですか?

S
1000日は完全にファンサービスです。
もともと、視点を変えた話を書くのが得意ではないのです。
話が間延びするのも嫌でしたし…。

K
私はもう、「その後」で完結だ‼️と腹を括っていたので。
まさかまた堂道に会えるなんて思ってもいなくて、、狂喜乱舞でした💃🏼

S
書いてみると、、
もともとあるものをなぞって埋めて書いていくだけなので、連載と言っても気楽に書かせて頂きましたし、読者様の反応もよかったのでやってよかったです。

K
昨日も言いましたが、、
堂道は、特に糸ちゃんと付き合うまでは、胸の内がほとんど分からない奴だったので、堂道視点は、奴をよく知るためにもとても良い作品だったと思います。  

堂道の頭の中の独り言?
もー笑ってツッコんで忙しかったです😂

例えば私が好きな、#堂道と昼休み👇


そりゃおっばいは、ないよりでかいに越したことはねーよ。触らねーよ。触っていいなら触るけど。ウソウソ、ないない。ないけど、ちょっと目の保養はしたいわな。

いやいや、こっちだってちゃんと金払いますからって話ですよ!?飯食わせてさ、なんか欲しいっつわれたら買いますよ、マンションとかでなかったら。


ヒィー🤣ヒィーーー🤣🤣

今読んでも笑っちゃう‼️

K
とうとう、最後の質問になってしまいましたが、、、

堂道物語は完全完結しまして、堂道ロスな読者の方、たくさんいらっしゃると思います。

堂道日報の方は、Twitterネタを書いてくださるということですが、今後書いてみたいお話や、その他構想されていることはおありですか?

お話していただける範囲で大丈夫です!

S
まだ次の話が決まってないので、しばらく私の妄想は堂道モードのままなので、なにかは書けそうです😅

K
まじですかっ⁉️

では、堂道にまだもう少しは会えるという事ですね。
嬉しいです😆

S
お話の種はいくつかあるのですが、なかなか芽が生えず。。
なにかのきっかけがあれば、その種はいきなり発芽するんですけど。

そのヒントと出会うべく、しばらくインプット期に入りたいと思います。

K
また一から、育てる所から始めるという事ですね。
大変な作業です。。

S
ただ、堂道以上のヒーローはこの先出会えないだろうし、、、
これ以上パンチの聞いた話も書けないだろうし、、

それはプレッシャーでもあります。。。

K
私は、佐久間さんの他作品も読ませてもらっていますが、佐久間さんのお持ちになられているセンスとか、物語全体に漂うクリアな雰囲気とか、、、

そういうのは、きっともとから佐久間さんがお持ちのものだと思うので。

だから今後も、それはずっと作品の中にあり続けるから、わたしはずっと大好きだと思います!

なので、おもいきっり、
はっちゃけて、
ぶっちゃけて、

今後もよろしくオシャシャーッス!!┏○ペコッ


最後に!

佐久間さんが読者の方に伝えたいことや、おっしゃりたいことあればどうぞ。

S
読書の皆様には本当に感謝しかありません。

読んでくださって、
応援してくださって、
ペコメでキャッキャッしてくださって😂

私も皆さまと一緒に毎日楽しませて頂いて、とてもとても幸せな時間でした。


「部下に手を出す」を書いてよかった……✨


この先も皆様にはたくさんのお話を読まれるでしょうなかで、堂道と糸のことを忘れずにいてくださると嬉しいです!


、、、、

、、、、、、、、、


「?」


「kazunanoさん?」


、、、、


「ズズーーーーーーーーーツ!」

画像1

K
っ!
すいません!
感極まってしまいましたー😭

佐久間さん

3日間に渡り、本当にありがとうございました。


これからも今までと変わらず応援させていただきます。



またの方も、お初の方も堂道物語を読みたくなった方はどうぞ。

佐久間マリさん「部下に手を出す上司は信用できない」はこちら👇





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