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#ラブコメ小説
大反対(パイロット版)
昼休み、社食から出た所で同期の竹田由美と並んで歩いていると、エレベーターからこれまた同期の野木が降りてきた。
「お、野木。おつかれー」
「ああ、おーっス」
「まったねー」
挨拶と社交辞令は隣の由美に任せて、希愛(のあ)は知らん顔ですれ違う。
すれ違ってしばらくしてから由美が「あ」と思い出したような声を出した。
「今年の『あすなろ』の幹事、希愛と野木だよって言うの忘れてた」
「げ
昼休み、社食から出た所で同期の竹田由美と並んで歩いていると、エレベーターからこれまた同期の野木が降りてきた。
「お、野木。おつかれー」
「ああ、おーっス」
「まったねー」
挨拶と社交辞令は隣の由美に任せて、希愛(のあ)は知らん顔ですれ違う。
すれ違ってしばらくしてから由美が「あ」と思い出したような声を出した。
「今年の『あすなろ』の幹事、希愛と野木だよって言うの忘れてた」
「げ