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green thumb: みどりのゆび

ひょっとしたら私
green thumbと呼ばれるところのみどりのおやゆびを持っているのかもしれない(笑)

数年前のこと。
ハイビスカスの鉢植えを買った。

鮮やかなピンクはまさにトロピカルフラワー。
ご近所に住むリタがもう私の背丈はあるようなハイビスカスの鉢植えを持っていた。
なんでもお母さんから譲り受けたものであるらしい。

そっか~冬の寒い土地でも家の中で育てられるんだ!
気づくと、ガーデ二ングセンターで色とりどりのハイビスカスを売っているではないか。

早速購入。しばらくすると、花が鮮やかに開いた。
すっかりお気に入りとなった。

さて、冬場。
夫がいなくなってからはひとりで過ごす冬はあまりに寂しいので、日本に一時帰国している。
ハイビスカスを購入したその年、近所に住むローリーに湖畔の家の管理を頼んだ。もちろんハイビスカスも。

そして春先にカナダに戻ってくると

ハイビスカスはすっかり枯れ果てていたのである。

私green thumbの持ち合わせがなくて・・・

とローリー。
実はちょっとそんな予感がしていた。

全くの枯れ枝となってしまったハイビスカスは、枝をそこここで折ってみるも、ぱきんと音がするばかりで緑色の部分がまったく見えない。せめて薄っすらでも緑が残っていたら・・・

枯れた枝をみんな切って、根っこを掘り起こした。
生ごみたい肥のコンポーストに入れるには大きすぎるしドライすぎる。

そんなことがあってからのある日。
いつものウォーキングで、あるお家にハイビスカスの花が植わっているのが見えた。真っ赤な大輪の花をつけている。ポットでなく外植えしてあるではないか。
冬を外で越せるの?!

ゴミ袋に入りそうになっていたハイビスカスの根っこを、道路側にある花壇に植えてみることにした。
どうせだめだろうなと思いつつ。

花壇中央に植える

ひどく無駄な気がしながらもたっぷりのお水を上げる。
10日ほどして

なんと緑色の葉っぱが出て来たではないか!
あの枯れ果てた物体から!

にょきにょき

そしてさらにひと月ほどでこんなに!

おおお~

私、ひょっとしなくても
green thumbと呼ばれるところのみどりのおやゆびを持っているかもしれない(笑)
ハイビスカスの花咲くかなあ

友人スーが英国に一時帰国中預かっていたオキザリス(オザキリスじゃなかったよね?💦)

預かっている間にどちらの鉢植えも次々と花を咲かせたのである

あなたgreen thumbを持っているってわかってたから預けたのよ

スーは預かってくれたお礼にとお土産をくれた。

ロンドンブリッジのティーポット

やっぱり私、持ってましたか・・・(笑)

そして先日記事にしたこれ。

ワイルドサンフラワーと呼ばせていただいていいかしら?

食べ残りを植えたら

芽が出て来た!菊芋!いや、ワイルドサンフラワー


わたし
やっぱり
Green thumbと呼ばれるところのみどりのゆびを
持っているのだと思う(笑)

あ、小学1年生の夏休み
朝顔枯らして、理科ノートに記入できなかったのを覚えているから、生まれつきでないのは明らかですけど。

あなたの親ゆびも、ひょっとしたらみどり色になってません?

日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。