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スモーキー・カナダ

日中なのに太陽が赤い

日本の子どもたちって、太陽を描くとき赤にする子がいるのはなぜ?

そう若いアメリカ人講師に聞かれたことがあった。

もう20年以上前の話であるが今の子どもたちはどうなのだろう。

私自身はいつも黄色で描いていた気がする。

さてここカナダオンタリオから見る太陽はWild fire(山林の火事)の煙のプリズム

6/7の朝

湖面に落ちるオレンジ色が美しい

言葉として知っている色と
自分の目で感じる色と

その間に結構な隔たりがある

きっとあなたの目で感じる色と
私の目で見えている色は違うかもしれないのに
ひとたび赤という言葉に閉じ込められたら
それはただの赤になってしまう

この地で
まだまだ
まだまだまだまだまだまだ
出会い足りないけれど
私とは別の歴史が背後にあって、日本とは違う文化ではぐくまれたその人の色(物事)の見え方を知るのが結構面白い。

煙のおかげと言っちゃなんだけれど、湖面は美しいオレンジ色に輝いている

スモークマップを見ると最強の焦げ茶色が付近に到達中>.<

このあとニューヨーク州に向かっていく。

カナダでは結構前から色々なところで火事が起こっているけれど、

アメリカで山火事多く出てるね。
ニューヨーク今煙すごいらしいけどそちらのあたりは大丈夫?

って日本にいる人から。
やっぱりアメリカのニュースしかやっていないんだろうなあ~

そういえばパンデミックが始まったばかりのころ。
カナダの感染者数が新聞に載っていなくて姉に
そっちでは感染ないのかと思った
と言われる始末(んなわけないでしょ~)
新聞にはアメリカとイタリアやドイツの数字しか載っていなかったらしい。

やっぱり人の頭ってそこにあるものの中でのみ判断するという仕組みになっているのだなあ。

今からでも遅くない、私も色々な色を頭に注入していこう、と思う。

あなたの太陽の色は何色?

日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。