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保育に携わる人にとってSDGsが、まったく他人ごとではなかった!という話

・SDGsってなに?
・単なる流行りじゃない?
・SDGsでなんか変わるん?
・日本で飢餓とか水が大事とか実感ないしなあ
・保育は変わる必要ないよね?

と、実は最近まで思っていたあおきです。

みなさんはどうですか?

SDGsってのは、「持続可能な開発目標(サステイナブル・ディベロップメント・ゴールズ)」ということですが、そもそもこの日本語が分かりにくい。。。(あ、言ってしまった)

持続可能な開発目標???

どこか遠い世界のことのように感じませんか?

保育や自分とどう関係あるの?みたいな。

そこで調べてみたら、遅ればせながらいろいろ分かってきたわけで。

■ポイント1
SDGsの目標には「質の高い教育」が含まれている

SDGsでは、全世界で取り組んでいこうぜ!という17の目標が示されています。
貧困、飢餓、健康、平等、水、エネルギー、働きがいなどなど。
教育面についても目標4として、「質の高い教育をみんなに」(Quality Education)と設定されてます。
それがこれ(↓)。

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■ポイント2
SDGsの達成は教育がカギを握る

教育については国連サミットで、単に目標の1つではなく、 SDGs全ての目標の実現に寄与すると確認されたんです。

education for sustainable development as a vital means of implementation for sustainable development,  and as an integral element of the Sustainable Development Goal on quality education and a key enabler of all the other Sustainable Development Goals

それがこのマーク(↓)。※文部科学省HPより
真ん中に「4 QUALITY EDUCATION」とあり、周辺にすべてのゴールが位置付けられていますよね。

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■ポイントその3
SDGsの教育は、幼児期が大事

「教育が大事ってのはわかるけど、小学校以降のことでしょ?」と思っている方はいませんか?

それが違うんです。

国連サミットではこんなふうに確認されました。

ECCE (Early Childhood Care and Education) is the foundation for sustainable development and the beginning point for ESD (Education for Sustainable Development).

ぼくなりに訳すと、
幼児教育は持続可能な発展の基礎であり、 持続可能な開発のための教育の出発点である。

つまりSDGs実現のためは、幼児期の教育・保育が大事だよということです。



ということで、保育に携わる人にとって、SDGsはまったく他人ごとじゃなかった!というお話でした。

今後も、保育とSDGsの小話、続けていこうと思います。
それでは!


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